試合前からスタンドで盛り上がる南アフリカのファン=上田潤撮影

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 20日にあったラグビー・ワールドカップ(W杯)準々決勝で日本代表が南アフリカ代表に敗れた後、南アフリカの国営放送「SABC」は、4年前のW杯イングランド大会で日本が34―32で南アを破り、「スポーツ史上最大の番狂わせ」と呼ばれた試合を踏まえ、「(南ア代表は)悪魔を追い払う必要があった」と報じた。

 「辛抱強さが鍵だったが、終盤にトライを続けた」とし、「勇ましい日本を打ち破った」と報じた。

 最大都市ヨハネスブルクで実施されたパブリックビューイングを中継した地元テレビ「eNCA」も「日本は4年前、南アフリカに恥ずかしい思いをさせた。前半は(僅差(きんさ)の試合展開に)いらだったが、勝利をものにした」と伝えた。観戦していたファンは「日本は強いチームだったが、我々が準決勝に進んだ。このまま勝ち上がり、優勝カップを取ってくれるはずだ」と叫んだ。

 南アフリカの地元ニュースサイト「スポーツ24」は日本戦を速報。南アフリカの勝利後、「ミッションを達成した。スローゲームに持ち込み、日本に対して体格で支配した」と自国代表をたたえた。次戦のウェールズ戦に向けては、「ミスの数が多く、改善が必要だ」と課題も指摘した。(ヨハネスブルク=石原孝)