ソフトバンク・王貞治会長【写真:藤浦一都】

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2000年の長嶋巨人との「ON対決」は2勝4敗で敗退

■ソフトバンク 7-2 巨人(日本シリーズ・19日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは19日、本拠地で行われた巨人との日本シリーズ第1戦に7-2で勝った。試合を最後まで見守った王貞治球団会長はベンチ裏で選手や工藤公康監督を笑顔で出迎えた。

 王会長は「グラシアルがすぐに打ってくれたからね」と2回裏に飛び出した助っ人の逆転弾を称賛。さらに「みんなそれぞれ打ったしね。牧原も中村もね」と好調の打線にホッとした様子だ。

 鷹の指揮官として臨んだ19年前の巨人との日本シリーズは2勝4敗。現役時代に「ON砲」を形成した長嶋茂雄監督の前に涙をのんだ。

 「その気になって行きましょう。選手も調子がいいみたいだしね」。リベンジへ、強気の発言も飛び出した。(Full-Count編集部)