ホンダが東京モーターショーで世界初公開する新型「フィット」のシルエット(同社提供)

写真拡大

 ホンダの看板車種「フィット」の新型モデルの発売が、来年1月以降に延期されることがわかった。

 10月中の発売を想定していたが、同じブレーキ関連部品を使う軽自動車で見つかった不具合が解消されず、生産体制が整わないため。品質問題が主力車種に広がり、業績に悪影響を及ぼすおそれが強まってきた。

 フィットは2018年度に国内で8万3669台が売れた小型車で、ホンダの国内販売では軽の「N(エヌ)―BOX(ボックス)」に次ぐ販売台数を誇る売れ筋。4代目となる新型モデルは24日に開幕する東京モーターショーの目玉として世界初公開される予定だ。ホンダは発売日を発表していないが、関係者によると、一部の販売店に対し、発売時期が来年1月以降になると伝えた。当初の予定より少なくとも2カ月以上遅れる見通しだ。

 8月に全面改良して発売した軽の「N(エヌ)―WGN(ワゴン)」の検査工程で、電子制御のパーキングブレーキが正常に働かない可能性を示す警告灯が異常点灯する不具合が9月2日に見つかった。N―WGNの生産はいまも止まったままだ。新型フィットも、同じ電子制御パーキングブレーキを採用している。