G7で最初のレクリエーション用大麻合法化国となったカナダが次の段階に入りました。飲食物などが合法的に生産、販売できるようになります。詳細は以下から。

◆カナダで大麻入りプロダクトが合法化
2018年10月17日、ウルグアイに続き世界で2番目に、そしてG7では初めてカナダはレクリエーション用の大麻を合法化。この件は日本のマスメディアでも大きく報道されましたが、そのカナダが「大麻合法化2.0」という次の段階へと進みました。
合法化から1周年となる現地時間2019年10月17日から、大麻入りのグミやケーキ、チョコレートといった加工食品や大麻入りのドリンク、大麻の有効成分を抽出したヴェポライザー用のリキッドやオイル、大麻サプリメントなどが解禁となりました。

実際の大麻入りプロダクトの販売開始は認可に2〜3ヶ月掛かるため2020年となる予定ですが、世界最大の会計事務所のデロイトはこれによって27億カナダドル(約2230億円)の年間売り上げが見込めると試算しています。
既にこの「大麻合法化2.0」に向けて大麻関連産業の各社は製品開発や生産拡大に向けての手を打っており、雇用創出も見込まれています。
カナダの大麻関連産業がこうした動きを迅速に進められる背景には、連邦法で未だ違法状態の続くアメリカ合衆国と違い、法的なリスクが格段に少ないことが挙げられます。
現在も栽培や使用について州ごとに規制の強さの違いはありますが、国として合法化され事のメリットが大きく生きている形になります。
◆日本への影響は?
なお、この「大麻合法化2.0」の影響は日本にも及びます。先日BUZZAP!では大麻成分のCBDが楽天やドン・キホーテなど、日本国内でも既に合法的に販売されている事をお伝えしました。

その際、CBDのリキッドやオイルのクオリティや不純物についての指摘を行いましたが、粗悪で低品質なリキッドやオイルの存在は現在アメリカ合衆国でヴェポライザーが禁止される原因ともなっています。
カナダの大麻関連産業がこうした状況下でクオリティの高いリキッドやオイルを生産する場合、日本で入手できるCBDのクオリティにも直接的に影響を及ぼします。

製品の品質がピンキリというのはもちろん大麻に限った話ではなく、私たちの生活全般でよくある話ですが、より高品質で安全なCBDのリキッドやオイルがカナダで生産されるようになることは、CBDの使用者にとっては大きなメリットと言えそうです。

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