台風19号で浸水などの被害が出ている福島県いわき市で、SNSを通じた高校生によるボランティアの輪が広がっている。おととい16日(2019年10月)、いわき市の被害を取材中だった「とくダネ!」のスタッフは、青いジャージに長靴姿の女子高校生グループが、浸水被害にあった高齢者宅の掃除を手伝っているのを見つけた。

「断水して学校が休みなので、自主的に集まってやってます」と高校1年生の鈴木蘭夢さん(15)は話す。ボランティアはインスタグラムで呼びかけ、詳細はLINEで連絡しあった。

「なんか、平窪まで行ったら、手伝いが必要な人めっちゃいて」「家でゴロゴロしてるだけなら、ボランティアに積極的に参加しましょう!」「行ける人ほんとにみんな行こ!」

次々と書き込みがあった。鈴木さんとは違う高校に通うは波立真菜さん(16)は、「友だちに教えてもらってきました。知らないグループに1人で参加してるけど、誰かのためになるんだったら、それでもいいかなと思って」と笑顔で話していた。

「市に要請したけど、すぐは無理だと・・・。助けてくれた彼女たちに涙が出ます」

鈴木さんらにボランティアをお願いした男性(85)は、「市のボランティアに要請したけど、すぐはいないと言われました。そこへ、偶然、彼女たちが通りかかって、ばあちゃんが声をかけたら『窓ふきぐらいはできますよ』と言って。本当にありがたかったです。涙が出ます」と話した。

宮城県丸森町でも、小学校や中学校時代の同級生が集まって活動している。「丸森のためにできることはないかと、最初は少ない人数でしたが、どんどん増えていって、今に至っています」と参加者の1人がツイッターに投稿している。

いわき市で高校生にボランティアに来てもらった女性は、「私は震災にあったけど、彼と会ったことがすごく宝物みたいに感じます」と話していた。

司会の小倉智昭「いい話ですよね」

古坂大魔王(芸人)「SNSはデマが流れるなど悪い面もありますが、救助の書き込みを読んで自衛隊が動くこともあります。これはSNSのいい面ですね」

中瀬ゆかり(「新潮社」出版部部長)「若い人たちが自発的にやっている姿は、尊いですね」