【ニューヨーク=上塚真由】国連総会(193カ国)で17日、人権理事会(47カ国)の理事国改選の選挙が行われ、2017年から理事国を務めている日本が再選を果たした。

 日本の選出は5回目となり、任期は20年1月から3年間。また、独裁的なマドゥロ政権で深刻な人権侵害が指摘されるベネズエラや、国家分裂状態にあるリビアも選出された。

 選挙では毎年、3分の1が改選され、今年は5地域14枠が対象となった。日本はアジア・太平洋枠(4枠)で165票を得た。インドネシア、韓国、マーシャル諸島も選出された。

 ベネズエラは中南米枠(2枠)で105票を得て、ブラジルとともに選出された。これに対し、米国のクラフト国連大使は「人権理が壊れている決定的な証拠だ。世界最悪の人権侵害国家に、人権を擁護するはずの組織の席が与えられるとは全くもってぞっとする」と非難する声明を出した。米国は16年から理事国を務めていたが、同盟国のイスラエルを批判する場として政治的に利用されているなどと主張し、18年6月に人権理を離脱した。