欧州サッカー界、“恐るべき”5つの「攻撃ユニット」
最近、日本代表でも堂安、南野、中島がビッグ3と呼ばれていたように、優れた攻撃ユニットは注目されることが多い。
そこで今回は、ヨーロッパで今季注目したい5つのユニットを選んでみた。
オーバメヤング、ラカゼット、ぺぺ (アーセナル)
より願望に近いかもしれないが、ぺぺ加入が噂されていた頃から、このスリートップ結成に期待が集まっていたのは事実である。
ラカゼットが怪我で離脱したこともあり、残念ながらまだほとんど揃ったことはない。また、高額の移籍金で加入したぺぺも能力の高さは見せつけているものの、数字面では目立てておらず、早くも批判の声が上がっている。
ただこの3人が固定されれば、プレミアでも屈指の攻撃ユニットになれるはずだ。
メッシ、スアレス、グリーズマン“MSG” (バルセロナ)
負傷等でまだ揃った回数が少ないため浸透はしていないが、新たなバルセロナの豪華スリートップにネーミングが必要なのは確かだ。
新加入のグリーズマンは絶好調とはいかないものの、彼がいなければメッシ不在のバルセロナはさらに酷いスタートになっていたかもしれない。3人揃えば歴代でも屈指のユニットであり、今後の活躍次第ではMSNを超える可能性も大いにある。
サポーターがネイマールのコメントやデンベレの態度に気を取られることもなくなるだろう。
ベイル、ベンゼマ、アザール“BBH” (レアル・マドリード)
こちらも新しいユニットだ。ロナウドが去った昨季に苦い思いをしたレアルは、今季新たなエースを確保し、また戦力外扱いだったベイルも残留、BBCのロナウドの位置に新加入のアザールが収まる形となった。
そんなアザールの調子はプレシーズンから上がっていないが、先日、移籍後初ゴールを記録するなど復調の兆しもある。
また、絶好調ベンゼマが今後どのようにプレーするかでアザールのスタイルも変わってくる可能性があり、興味深いところだ。
ニャブリ&コマン (バイエルン)
昨季をもってロッベン、リベリーが退団し、新たなシーズンを迎えることとなったバイエルン。
“ロベリー”とも呼ばれた偉大過ぎるウィングコンビからの脱却は、クラブの大きな課題となっていた。その後継者として出場機会を伸ばしてきたのがニャブリ&コマンのコンビだ。
昨季はかなり存在感が増し、世代交代が順調に進んでいることを感じさせた。リーグ優勝はもちろん、2人でCLのタイトルを獲得できれば、レジェンドたちにより近づけるはずだ。
サラ、マネ、フィルミーノ(リヴァプール)
このトリオが定着してから今季で3シーズン目に入る。圧倒的スピードと高い決定力を誇るサラーとマネをウィングに、中央にストライカーではなくチームプレーのスペシャリスト、フィルミーノを置いたのがスリリング・スリーだ。
攻撃力は言うまでもなく、最大の特徴は監督クロップの十八番、ゲーゲンプレスを完璧に遂行できる高い守備力である。
テクニカルでありながらプレー強度も併せ持つ、現代フットボールにおけるまさに最強のユニットかもしれない。
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