ロリスの負傷離脱を受け、急遽トッテナムに復帰することとなったフォルム photo/Getty Images

写真拡大

現地時間5日に行われたプレミアリーグ第8節のブライトン戦でGKウーゴ・ロリスが負傷したトッテナム。チーム状態がなかなか上向いてこない中でのロリス離脱は間違いなく痛手だ。正守護神であり主将、その存在感や貢献度は計り知れない。

しかし、起きてしまったことは後悔しても仕方がない。トッテナムはすでに次なる戦いに向けて動いた。GKの人員不足を補うため、昨季限りで同クラブ退団しフリーとなっていたミシェル・フォルムを呼び戻したのだ。

しばらくはパウロ・ガッサニーガがゴールマウスを守ることになると予想されるため、フォルムはあくまでその控えとして獲得した格好。しかしこの緊急事態において、フォルムの役割は単にガッサニーガのバックアップだけではないかもしれないと英『Football London』は主張する。

フォルムに求められる別の役割。それはロリスの代わりとしてチームのまとめ役となることだ。フォルムは35歳のベテランで、昨季までトッテナムに5シーズン在籍していた選手。チームを離れていた期間もわずか3カ月程度となっている。ロリスの代役としてリーダーを務めるにはふさわしい存在だろう。

トッテナムへの復帰発表後には、DFヤン・フェルトンゲンのInstagramで仲睦まじい姿を見せていたフォルム。はたして、このベテランGKはうまく事が運んでいないトッテナムを一つにまとめる大役をうまくこなす事ができるか。復帰早々ハードなミッションだが、チームメイトからの信頼厚いこの35歳ならやり遂げる事ができるはずだ。

●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/