A型の「几帳面さ」には秘密があった! 血液型占いを科学的に検証

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A型はなにかと「几帳面」「神経質」「細かい」などと言われがち。
日本人が大好きな血液型占いでも、「几帳面でしっかり者」と位置づけられています。
血液型のルーツをさかのぼってみると、A型の几帳面さの理由が見えてきました。それと同時に、A型の弱い一面も発見!
A型の性格の不思議をたどってみませんか?

A型が几帳面になったのは周囲への気遣いから?


人口に対して約40%と、日本に最も多いとされているA型。
全員O型だったと言われるアフリカのクロマニヨン人が、紀元前3万年頃から世界各地に分散。
そして、農作で定住生活を始めると食習慣は穀物中心に変わり、腸内細菌類も穀物の消化に適したものへと変わっていきました。
腸内細菌の一部から血液型物質の遺伝子が侵入したことにより、彼らのなかからA型人間が誕生したとされるのが紀元前2万5千年頃。これがA型のルーツと考えられています。
感染免疫学を専門とし、医学博士の肩書きももつ藤田紘一郎氏は、著書のなかで「血液型のルーツが少なからず体質・性格にも影響を及ぼしている」と提唱しています。
農耕というライフスタイルが、「慎重で用心深い・几帳面で神経質」というA型の性格と強く関連しているのではないか、というのが藤田氏の見解。
几帳面な性格でないと、いつ種をまき、どのような手順で育て、収穫するかなどの計画が立てられないから、と考えられています。

A型は生活習慣病になりやすい?


また、A型は生活習慣病にもかかりやすい特徴があります。
この決して強くはない体質も、性格に影響したと考えられています。
多くの生活習慣病は、人間関係から受けるストレスが病気を悪化させます。その結果、A型は周囲の人たちと協調するような性格にならざるを得なかったのではないか、という分析です。
ということは、「几帳面でしっかり者だから」という理由でA型を頼りすぎてしまうと、周囲を気にしているA型は余計にストレスを抱えることになるのではないでしょうか。
A型の几帳面さを最大限に活かすには、周囲も同じようにA型に気を遣うべきなのかもしれません。

血液型占いは実は深い!


今回は科学的な側面から、血液型の性格占いを考えてみました。
「血液型で人間を4つの性格に分けるなんてムリ!」という意見ももちろんです。しかし、身体のすみずみまで流れている血液だからこそ、それに性格や体質が左右されてしまうこともじゅうぶんあり得るのではないでしょうか。
こんなルーツで誕生したA型。これからはちょっと違った目で、A型のあの人のことを見られるかもしれませんよ。
(yummy!編集部)
(参考)
(※1)『血液型の話』(著者・古畑種基/岩波新書)
(※2)『血液型の科学−かかる病気、かからない病気』(著者・藤田紘一郎/祥伝社新書)

公開日:2017年10月22日
更新日:2019年10月16日