北朝鮮北部・白頭山で、白馬に乗った金正恩朝鮮労働党委員長=朝鮮中央通信が16日に公開(AFP時事)

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 【ソウル時事】朝鮮中央通信は16日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が北部・両江道三池淵郡の建設現場を現地指導したと報じた。

 正恩氏は関係者を激励した上で、「米国をはじめとする敵対勢力が強要してきた苦痛はそのまま怒りへと変わった」と述べ、対北朝鮮制裁を続ける米国を名指しで批判した。

 正恩氏はさらに、「自力更生の旗印をさらに高く掲げていくべきだ」と訴え、国際社会の圧力に屈しない決意を示した。

 北朝鮮は5日に行われた非核化をめぐる米朝実務協議について、米国が「旧態依然の立場」を取ったため決裂したと主張していた。協議後、対米批判を行う正恩氏の発言が伝えられたのは初めて。

 北朝鮮メディアはまた、正恩氏が白馬に乗って北部・白頭山に登る姿を写真付きで報道した。正恩氏はこれまでも、重大な政治決定の前に「革命の聖地」とされる同地を訪問してきた。北朝鮮メディアは、今回同行した党幹部らが「再び世界が驚く雄大な作戦が繰り広げられるという確信を抱いた」と伝えており、北朝鮮が何らかの挑発行為に出る可能性も取り沙汰されている。