東京都台東区がホームレスの避難所受け入れを拒否し、問題となっている。台風接近中の12日(2019年10月)、男性が避難所に行くと、担当者に「住所氏名を書いてください」といわれ、「住所がないんです」と答えると、「避難所は区民のためなので」と断られた。

当日は30人程度入れる部屋を開放していて、担当者が台東区の対策本部に確認をしたところ、「路上生活者は避難所を利用できないことを対策本部で決定している」と伝えられたという。

この問題はきのう15日の国会でも取り上げられ、安倍首相は「各避難所では避難したすべての被災者を適切に受け入れることが望ましい」と答えた。

誰でもどこの避難所でも逃げ込めるのが原則

司会の羽鳥慎一「どうでしょう、この問題」

麻布消防署の元署長・坂口隆夫氏は「対応が間違っています。避難所は、本来的には隣の区の避難所に行ってもいいんです。避難所について、事前に利用計画を作らなければいけないのに、体制ができていなかったのかなと思います」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「体制より、人間性の問題ではないですか」

浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「あれだけ国も自治体も『命を守る行動を直ちにとってください』といっておきながら、命を守ろうとした人を断ったのは、言っていることとやっていることが違っていますね」

台東区の服部征夫区長は「避難所での路上生活者の方に対する対応が不十分であり、大変申し訳ありませんでした」と謝罪し、庁内に検討組織を立ち上げることを明らかにしたが、お粗末な話だ。