台風19号でいまだに断水・停電している神奈川県川崎市の武蔵小杉駅近くの22階建てのタワーマンションで、きのう15日(2019年10月)に住民への説明会が行われた。

管理会社によると、13日に地下の変電施設が浸水し、その日のうちに飲料用ペットボトルや簡易トイレを配った。風呂は近くのフィットネスクラブに無償で提供されたが、洗濯機は検討中。今後の見通しについては、水道、電気、エレベーターの順で稼働を目指しているが、設備損傷が激しく。復旧のめどは立っていないという。

不動産コンサルタントの長嶋治氏は、タワーマンションは地震には強いが、水には弱いという。麻布消防署の坂口隆夫・元署長も「重要な電気施設や機械室は地下に設置されていますので、水害の際はもろに影響を受けます」と指摘する。

管理会社は修理費など補償責任なし

司会の羽鳥慎一「水回りが大事になりますね」

長嶋「水がないと生活できないですからね。電気で汲み上げていますから、電気がダメになると全部ダメになります。管理会社もここまでの被害を想定していなかったのではないでしょうか」

羽鳥「復旧についてですが、1か月か、長くて3か月になるのではと説明があったそうです。ところで、修理費はどうなりますか」

不動産に詳しい弁護士の高橋裕樹氏は、「落ち度のない限り、管理会社の責任にはならないだろう」とみている。共用施設の修理費は管理組合が火災保険に加入していれば、それで補償されるという。