ミャンマー戦以来の先発出場を果たした堂安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 森保ジャパンは10月15日、カタール・ワールドカップ・アジア2次予選のタジキスタン戦に挑み、3−0の快勝を飾った。
 
 満員のスタジアムで完全アウェーのなか行なわれた一戦。日本代表は、立ち上がりからボールを保持して主導権を握っていたものの、なかなか決定機を決め切れず時間だけが過ぎていった。しかし、53分に南野拓実が待望の先制点を挙げると、2分後にふたたび南野が追加点。相手のカウンターを受けるシーンもあったが、なんとか無失点に抑え、82分には、浅野拓磨が試合を決定づけるゴールを奪った。
 
 右サイドハーフで先発出場を果たした、東京五輪世代でもある堂安律は、「前半は少し難しい内容になりましたけど、後半はチームとしてしっかり修正できたと思います」と序盤の出来を反省しつつ、後半は周りの選手としっかりコミュニケーションを取ることで、改善を図ったという。
 
「(後半は)まず相手が中をコンパクトに絞ってくるっていうのが分かったので、僕たちサイドの選手がどのポジションを取るのかっていうのを、サイドバックの選手とコミュニケーションをよく取りました」
 
 言葉を交わすことで形になったのが、3点目の浅野の得点だ。堂安が敵陣の中央から右サイドに展開。パスを受けた酒井がゴール前へ絶妙なクロスを供給すると、ファーサイドの浅野が頭で合わせてネットを揺らした。
 
「サイドからのクロスで(浅野)拓磨くんが決めたゴールは、自分の右サイドからで、コミュニケーションを取ったことが(結果に)出たと思います」
 
 また後半は、フリーでボールを受けることを意識したため、余裕を持ってプレーができるようになり、得点にも絡んだ。
 
「後半は相手が押してくるだろうという予測はしていたので、前半よりもフリーになる準備はしていましたし、そういう意味では後半の30分間は俺たちが優位に試合を進めていたので、後半のラスト20分でとどめをさせたのは良かったと思います」
 
 モンゴル戦では出番がなく、悔しい思いをした堂安。今年1月のアジアカップ・準々決勝、ベトナム戦以来ゴールがないだけに、結果でも森保監督にアピールしたいところだが……。次戦は11月14日にグループ2位のキルギスと対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部