無観客試合で行われた韓国と北朝鮮戦(大韓サッカー協会提供)=15日、平壌(聯合ニュース)《転載・転用禁止》

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【ソウル聯合ニュース】2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選H組の韓国は15日午後、平壌の金日成競技場で北朝鮮と対戦し、0ー0で引き分けた。

 

 韓国と北朝鮮は共に2勝1引き分けとなったが、得点差で韓国がH組の1位をキープした。

 同試合は当初、約4万人の北朝鮮応援団が観戦すると予想されていたが、まさかの無観客試合で行われた。

 韓国のサッカー男子代表の平壌遠征は1990年10月の親善試合以来、29年ぶり。ただ、選手やサッカー協会関係者以外は招待状を受け取れず、韓国側は報道陣や応援団を派遣できない異例の状況で試合を行った。

 韓国代表は16日午後5時20分ごろに平壌を出発する予定だ。中国・北京を経由して17日未明に仁川国際空港に到着する。

 次は11月14日にレバノンとアジア2次予選H組の第4戦を行う。