JTがたばこのブレンドを体験できるイベントを開催

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7日、東京・原宿のエコファームカフェ632で、日本たばこ産業(JT)が『MEVIUS BLENDING WORKSHOP』を開催した。

2017年から開始した『MEVIUS BLENDING WORKSHOP』は、国内No.1シェアを誇るブランド『MEVIUS』について学ぶイベント。参加者が実際にたばこをブレンドして味わうなど、五感でその特徴を体感できるイベントとしてユーザーから人気を博している。

まず初めに担当者から企画概要が伝えられると、さっそく体験へ。


黄色葉、バーレー、オリエントの3つの葉たばこをブレンド

まずは黄色葉、バーレー、オリエントといった主な葉たばこの説明。黄色葉は豊かな香りで、たばこ本来のうまみを感じるのが特徴。バーレーはチョコレートのような香りを含み、たばこに吸い応えを与える。そして発酵したような香りで、先のふたつの橋渡し役となるのがオリエントだ。


専用の紙巻き機に葉を入れて、紙に詰めると普段目にする紙巻きたばこが完成

参加者たちは紙巻きされた3種を吸って、それぞれの特徴を体感。周囲からはその違いへの驚きや、どの葉が好きかなどの声が聞こえてくる。

そして3種を参加者の好みでブレンドし、専用の紙巻き機でオリジナルのたばこを作成する。実はこのブレンド、わずかな割合の違いで味も変わるという。実際、記者も2度試したが、2回目はわずかにオリエントを増やしただけで、味も吸い応えもまったく変わった。また、実際の製品では、葉たばこの採れる年や場所によって品質にばらつきが出るため、微調整しながら生産しているそうだ。


たばこに使われる葉たばこや香料が並ぶ

次は『MEVIUS』に使われる7つの天然香料の説明。カモミール、コーヒー、ハチミツ、バニラなど馴染みのあるものから、リコリスやキャロブ、糖蜜といった、この日初めて嗅いだ香料がブレンドされている。天然香料を使うことで、穏やかで優しい香り、まろやかな口当たりを実現。そのため『MEVIUS』は、食事などの邪魔をせず飽きさないたばことして長年愛されているのだそう。


初めてのオリジナルたばこ作りを楽しむ参加者たち

また『MEVIUS』では定番15銘柄以外にも17種のメンソールたばこが販売されているが、こちらも天然メンソールを使用している。人工メンソールと天然メンソールでは、人工メンソールのほうがやや匂いがキツい程度だったが、ふたつの違いをたばこで味わうと人工メンソールは味が強く尖った印象。一方の天然メンソールはまろやかな口当たりで、大きな違いを体感できた。

『MEVIUS BLENDING WORKSHOP』は今後、下記の4都市と『GOOUT CAMP 関西』で開催。予約などは必要なく、その場で参加できる。

・仙台
会場:宮城県福島県仙台市青葉区中央2−2−25
開催日:10月26日(土)〜27日(日)

・名古屋
会場:愛知県名古屋市中区栄3−27
開催日:11月16日(土)〜17日(日)

・札幌
会場:北海道札幌市中央区南2条西3−15−2
開催日:12月7日(土)〜8日(日)

・大阪
会場:大阪府大阪市北区茶屋町15 Unnamed Road 15茶屋町北
開催日:12月14日(土)〜15日(日)

・GOOUT CAMP 関西
会場:スチールの森(京都府南丹市日吉町天若上ノ所25)
開催日:11月2日(土)〜3日(日)
※開催中適宜ワークショップを開催

取材・文/鯨井隆正 撮影/榊 智朗