Google、USB-C対応のTitanセキュリティキーを40ドルで米国発売
Googleが日本でも販売しているTitanセキュリティキー。その最新版となるUSB Type-C対応モデルが、米国で発売となります。価格は40ドル。

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これまでのTitanセキュリティキーはUSB Type-AとBluetooth、NFCで利用できるものでしたが、新しいUSB-C Titanセキュリティキーは、最近増えているUSB Type-Cで利用可能。GoogleやMicrosoftらと共に、FIDO U2FやFIDO2といった規格の策定にも尽力している、セキュリティキーの有力メーカーYubicoと共同開発したとのことです。

見た目は、すでにYubicoが発売中のYubikey 5Cと同じですが、ファームウェアはGoogle独自のものになっています。ただし、従来のTitanセキュリティキーと同様に、FIDO2規格に準拠しているので、Googleアカウントのログインのほか、TwitterやFacebook、DropBoxなどの2要素認証でも利用できます。

従来のType-Aタイプと同様に、Android、Chrome OS、macOS、Windowsで利用可能。iPad ProにもUSB Type-Cはありますが、残念ながらiOS、iPadOSでは利用できません。なお、Yubicoには、iPhoneのLightningコネクタでも利用できるYubikey 5Ciというモデルもあります。

Type-Cのセキュリティキーは、Androidスマートフォンでも手軽に利用できるのが魅力です。フィッシング対策にも大きな力を発揮するだけに、日本での発売も期待したいところです。

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