タジキスタンは4-1-4-1のシステムを採用か。日本は相手のフィジカルを活かすスタイルに警戒したい。

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 10月15日、日本代表はカタール・ワールドカップのアジア2次予選の第3戦として、アウェーでタジキスタンと対戦する。

 日本は9月の敵地でのミャンマー戦を2-0で制し、先日のホームでのモンゴル戦には6-0と快勝。対するタジキスタンもキルギス、モンゴルをともに1-0で下しており、連勝中の両チームの対戦は、今2次予選でポイントと呼べる一戦になりそうだ。

 対戦するタジキスタンの印象を森保一監督は「個々のフィジカルのある、推進力のあるチームだと思います。個々の技術もしっかりしていて、オーガナイズされているチームです」と説明する。

 また長友佑都は「フィジカルに優れた選手が多いですし、スピードもあります。そういったフィジカルを活かしてくるやり方をしっかり研究して止められないと良いサッカーができないと思います」と語り、久保建英は「サイドにダイナミックに仕掛けてくる選手がいたり、フィジカル面も強いので、モンゴル戦でも球際で勝っていました。かといって、モンゴルに攻められている部分もあったので、逆にディフェンス面は穴があるのかなと感じます」と分析する。
 一方のタジキスタンのウスモン・トシェフ監督は前日会見で「日本代表は世界レベルのチーム。明日のゲームはサポーターの皆さんに驚いてもらえるように良い試合をしたい」と意気込んだ。日本のFIFAランキングは31位で、タジキスタンは115位。実績では日本が上回るが、タジキスタンは挑戦者として果敢な戦い方をしてくるはずで、人工芝など地の利を活かして、日本撃破を狙ってくるだろう。

 日本として気を付けたいのは、10番を背負う中盤のキーマン、A・ジャリロフか。攻守をつなぐ彼を抑えることで、試合の主導権を握りたい。
 
 日本はさらに人工芝への適応も強いられる。キャプテンの吉田麻也は「だいぶボールが足もとに入るなということと、バウンドも変わるし、水を撒いてもすぐに乾いちゃうらしいので、足が引っかかるなというのはありました。引っかかる分、イレギュラーが起きやすい。だから細かいことを細かいところでできないのかなという感じですね。ダイナミックなことをして相手を揺さぶりたいです」と語る。

 そう考えると、丁寧なビルドアップに固執するのではなく、モンゴル戦のように永井や伊東らのスピードを活かしたシンプルな崩しが必要になるだろう。
 モンゴル戦では、右サイドの酒井、遠藤、伊東、左サイドの長友、柴崎、中島のコンビネーションが良く、クロスから多くのチャンスを作り出した。センタリングには工夫が必要だが、サイドからの攻撃も、タジキスタン戦では有効な選択肢になるだろう。

 タジキスタンを破れば、早々に予選突破を決められるシチュエーションも見えてくる。冷静に試合を進めながら、勝点3を手にしたい。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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