バロテッリの契約内容が一部明らかに 悪童がゴール量産に燃える理由
ブレシアに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの契約内容が一部明らかとなった。
現在29歳のバロテッリはこれまで、インテルやマンチェスター・シティ、ミラン、リヴァプールなど数々の名門クラブでプレイ。2016年からは戦いの舞台をフランスへ移し、ニースとマルセイユでプレイしていたが、今夏にフリーとなった。そして、3年ぶりに母国復帰を決断し、幼少時代にプレイしたことのある古巣ブレシアへ加入している。
伊『CORRIERE DELLA SERA』によると、バロテッリとブレシアが結んだ契約にはいくつか隠されたオプションが組み込まれており、そのうちの一つとして「今季セリエA15ゴール」という条件がある模様。もしこの条件を達成することができれば、100万ユーロ(約1億2000万円)の年俸が4倍の400万ユーロ(約4億8000万円)まで跳ね上がるようだ。
昨季後半戦でプレイしたマルセイユでは15試合8ゴール、その前に所属したニースでも2016-17シーズンに23試合15ゴールを記録しており、1年間で15ゴールという結果はバロテッリにとって決して不可能な数字ではない。己の足で存在意義を証明し、チームを飛躍させるとともに年俸アップを勝ち取ることはできるのか。本人も「これまでしたことがないくらいトレーニングを行なった」と述べるなど、ゴール量産に燃えていることは間違いないだろう。