台風19号の影響で、13日午前10時40分現在、栃木県内では死者4人が確認されている。

 13日午前5時5分ごろ、鹿沼市草久の大芦川沿いの県道で、近くに住む会社員小倉勲さん(47)の軽乗用車が大きく崩落した部分に転落した。後続のトラックもその上に転落。鹿沼署によると、小倉さんは病院に搬送されたが、約3時間後に死亡が確認された。トラックを運転していた男性(48)は軽傷という。

 また13日午前7時55分ごろ、鹿沼市奈佐原町の黒川の河川敷で、乗用車内から男性が見つかった。栃木県警鹿沼署によると、所持品などから、行方のわからなくなっていた70代の男性とみて調べている。

 署によると、救出した時、車の周辺からは水がひき、土砂から屋根が出ている状態だった。道路から河川敷に流されたとみられるという。12日夜、鹿沼市の家族から「川の様子を見に行ったまま、連絡がとれない」と119番通報があり、消防や自衛隊などが捜索していた。

 栃木県ではほかに、午前3時10分ごろ、足利市寺岡町で水没した乗用車を市消防隊が発見。車内から男性1人、女性2人を救出したが、搬送先の病院で女性1人の死亡が確認された。午前4時半ごろには、栃木市薗部町3丁目の用水路で、60代とみられる女性が水面に浮かんでいるのが見つかっている。