長野県上田市内では千曲川の堤防が崩れ、上田電鉄別所線の鉄橋が落下していた=上田市提供

写真拡大

 長野県上田市では13日朝、千曲川の堤防の一部が崩れた影響で、上田電鉄の鉄橋の橋桁部分が落下した。

 同電鉄は始発から運休しており、けが人などはなかった。堤防が決壊する可能性もあり、市や消防は残った住民に避難を呼びかけている。

 市によると、落下したのは同市諏訪形の上田電鉄別所線の鉄橋。12日からの増水の影響で千曲川左岸の堤防が徐々に崩れ、13日午前8時前、鉄橋の橋桁部分が落下した。

 堤防は幅5〜6メートル。上を市道が走っている。鉄橋から下流の上田橋までの約200メートルが流れにえぐられ、決壊するおそれがある。国土交通省は川の勢いを弱めるため、13日朝から現場付近の川にブロックを投入する作業を始めた。

 増水に伴い市は12日、現場近くの城下地区と川辺泉田地区の9620世帯に避難指示を出し、大半の住民がいったん避難した。一部住民が自宅に戻り始め、市や消防が改めて早急に避難するよう呼びかけている。