石川遼が自身の冠大会で優勝したアマチュアの杉原大河を祝福(撮影:村上航)

写真拡大

<石川遼 everyone PROJECT Challenge 最終日◇11日◇ロイヤルメドウゴルフ倶楽部(栃木県)◇7161ヤード・パー72>
男子下部ツアー(AbemaTVツアー)の第14戦「石川遼 everyone PROJECT Challenge」で、東北福祉大2年の杉原大河が優勝。アマチュアが同ツアーを制するのは、2010年の小平智(鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジ)以来9年ぶり。1993年の片山晋呉、10年の小平智に次いで史上3人目の快挙となった。
ゲンちゃん、水から打つ!【BSオープン大会写真】
自身の冠大会での快挙達成には石川遼も注目。9日(水)に行われた第1ラウンドのハーフを観戦していたという。「彼は小学校6年生くらいのときからずっと知っている。そのときからすごかったし、毎年会うたびに体も大きくなって、それを生かして330ヤードくらい飛ぶと思う。楽しみな選手だし、本当におめでとうという気持ちです」と祝福の声を寄せた。
17年に下部ツアー賞金王に輝いた大槻智春は、「数年前に比べてツアー自体のレベルが高いとも周りから聞いている。すごいですね」と賞賛。18年から、同ツアーはすべてが3日間競技に変更。賞金総額も増え、世界ランキングのポイント加算対象ツアーとなるなど発展を遂げている。
東北福祉大といえば、同世代には現在世界アマチュアゴルフランキング1位に立つ金谷拓実が世界で活躍を見せる。卒業生には米ツアーで活躍する松山英樹を始め、谷原秀人、宮里優作,池田勇太らが名を連ねる。
「おこがましいかもしれないですけど、優勝するつもりでプレーしていました。大学で多くのチームメイトに出会えたことで自分も成長ができたと思っているので、本当に感謝しています」と、今後のさらなる活躍に期待が集まる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>