朝から多くの客が野菜を買い求め、一時品薄となった=2019年10月11日午後3時39分、東京都練馬区のスーパー「アキダイ」、藤原伸雄撮影

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 東京都内のスーパーでは11日、台風19号に備えて食品などを買い求める人たちの長い列ができた。

 東京都練馬区のスーパー「アキダイ」は11日朝、開店から野菜や飲料水を買い求める客で混雑した。来客数は普段の倍以上。台風の接近を見すえ、10日の段階で多めにキュウリやトマトなどの生鮮野菜を仕入れたが、一時品薄となった。

 夕方、買い物にきた会社員の伊沢萌美さん(31)は「明日は外に出られない。冷凍できるものや保存できるものを多めに買った」と話した。

 秋葉弘道社長(51)は「特売でもないのに、開店からお客さんが押し寄せるように、水や野菜を買っていった。午前中にキャベツが一気になくなり、急いで市場に行って補充した」と話した。

 品川区のスーパーでは、午前9時半の開店直後から客が押し寄せ、長い列が。近くに住む男性会社員(40)は、魚の缶詰やパンなどを買うために、30分ほど並んだという。

 豊島区のスーパーでは、10日午後9時の段階で、普段なら所狭しと商品が並んでいる棚がすかすかに。野菜コーナーではキャベツや大根、もやしなどが売り切れ、卵やパン、豆腐もほぼなくなっていた。カップ麺は残りを数えるほどで、冷凍食品はアイスしか残っていなかった。

 ツイッターにも、「午前中からスーパーがあり得ないくらい長蛇の列」「パンも水もない」といった投稿が相次いだ。