サンキョウハウジング(株)(TSR企業コード:720214114、法人番号:4240001033145、福山市南蔵王町2−4−5、設立2000(平成12)年9月、資本金1000万円、中川克之社長、従業員22名)と、関連のサティスデザインホーム(株)(TSR企業コード:722022131、法人番号:8240002047586、同所、設立2006(平成18)年4月、資本金300万円、同社長、従業員13名)、 (株)フジミコーポレーション(TSR企業コード:722094566、法人番号:5240001043671、福山市東川口町2−1−18、設立2013(平成25)年1月、資本金300万円、同社長、従業員3名)は10月11日、事務所を閉鎖し、広島地裁福山支部への破産申請を中川祐介・坪山元両弁護士(弁護士法人岡野法律事務所尾道さくら支店、尾道市東御所町1−20、電話0848−38−1500)に一任した。
 負債は、サンキョウハウジングが約21億5000万円(2018年8月期決算時点)、サティスデザインホームが約8億8000万円(2019年2月期決算時点)、フジミコーポレーションが約1億9000万円(2018年12月期決算時点)で、3社合計約32億2000万円。

 サンキョウハウジングは注文住宅建築をはじめ土地分譲、リフォーム工事などを手掛け、2018年8月期には売上高18億1354万円を計上した。また、サティスデザインホームは企画住宅建築や土地分譲を手掛け2019年2月期に売上高8億1252万円を計上、さらにフジミコーポレーションは建売業を手掛け2018年12月期に1億5634万円の売上高を計上していた。
 グループ全体でコマーシャルを含めて積極展開を図ることで売上を伸ばしてきたが、販売用土地やモデルハウスなどに対する投資負担、運転資金需要などから借入金も増加をたどり、金融依存度は高まっていた。
 こうしたなか、2018年7月の西日本豪雨によって分譲地やモデルハウスが浸水したうえ、その後の見学会の集客低下により受注が減少するなど営業面に支障をきたし、資金繰りは逼迫していた。2019年に入り笠岡市における大型分譲事業「笠岡サトヤマプロジェクト」を稼働させ挽回を図ったものの、予定通りに進まず、資金繰りが一層悪化し、事業継続を断念した。