マイボイスコムは、「ファストフードの利用」に関するインターネット調査を実施しました。

 

月1回以上の利用者は全体の約45%となっています。利用者が最も好きなファストフード店は「マクドナルド」が3割強、「モスバーガー」が2割でした。「マクドナルド」は、2015年からやや増加傾向にあります。利用する場面は、「昼食」が6割強、「小腹がすいた」「手ごろな価格で飲食したい」「短時間で済ませたい」「クーポンやキャンペーン」などが、それぞれ2割前後でした。

 

 

出典画像:プレスリリースより

 

ファストフード店の利用者は、全体の8割強でした。ボリュームゾーンは、「年に数回以下」で37.6%。月1回以上の利用者は、全体の約45%でした。10〜30代が6割で、60〜70代は3割強と、若年層の利用頻度に高い傾向がみられます。

 

ファストフードの利用者が直近1年以内に利用したことのあるファストフード店は「マクドナルド」が8割弱と、最も多い結果となりました。「ケンタッキーフライドチキン」「ミスタードーナツ」「モスバーガー」は、それぞれ3〜4割です。

 

過去の調査と比べると「ミスタードーナツ」「ロッテリア」などが減少傾向にあります。一方で、「ミスタードーナツ」は女性比率が高い結果に。北海道では「ケンタッキーフライドチキン」の比率が高く、「マクドナルド」が低くなっています。九州では「モスバーガー」が他の地域より高くなっています。

 

ファストフードの利用者が重視する点は、「食べ物がおいしい」「値段が手頃」がそれぞれ4〜5割となっています。「気軽に立ち寄れる」「アクセスがよい」「割引きサービスがある(クーポンなど)」などは、それぞれ20%台でした。「気軽に立ち寄れる」は女性で、「食べ物がおいしい」は10〜20代での比率が高くなっています。

 

また、週1〜2回や週3〜4回の利用者は、「一人で利用しやすい」「コーヒーがおいしい」などの比率が高くなっています。モスバーガーやフレッシュネスバーガーを主に利用する人は「食べ物がおいしい」「原材料の品質が信頼できる」「食材の安全性に配慮している」などの比率が高い結果となりました。

 

出典画像:プレスリリースより

 

ファストフード店を利用する場面は、「昼食」が60.6%、「小腹がすいた時」「手ごろな価格で飲食したい時」「短時間で食事を済ませたい時」「クーポンやキャンペーンがある時」などが、それぞれ2割前後でした。「クーポンやキャンペーンがある時」は、女性の比率が男性より高くなっています。ミスタードーナツを主に利用する人は「小腹がすいた時」「お茶・コーヒーを飲みたい時」などの比率が高い結果に。ケンタッキーフライドチキンを主に利用する人は「夕食」、サブウェイやフレッシュネスバーガー、モスバーガーを主に利用する人は「昼食」の比率が高くなっています。

 

出典画像:プレスリリースより

 

最も好きなファストフード店は、「マクドナルド」が32.9%、「モスバーガー」が20.0%、「ケンタッキーフライドチキン」が14.4%となりました。「マクドナルド」は、2015年から増加傾向にあり、男性や若年層の比率が高く、男性10〜30代の5割弱から支持されています。また、利用する店を好きだという人の比率をみると、モスバーガーが8割弱、ケンタッキーフライドチキンやサブウェイはそれぞれ7割強と、他店舗の利用者よりも高くなっています。

 

ファストフードが好きな人は6割弱、好きではない人は約15%でした。好きな人の比率を見ると女性や若年層が高く、男性10〜20代や女性10〜30代でそれぞれ8割弱となっています。一方で、60〜70代では4割強にとどまります。