漫画「アレルギー」のカット=ぴよ(piyo_62)さん提供

写真拡大

 自身のアレルギーについて描いた漫画「アレルギー」がSNS上で話題となっています。小学生の頃、寒暖差によって起こる「寒冷じんましん」というアレルギーがあることが分かった女性。周囲からは、そのつらさをなかなか理解されませんでしたが…という内容で「つらさ分かる」「癒やされました」「優しさに泣けます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

アレルギーのある、多くの方から意見

 この漫画を描いたのは、ぴよ(ペンネーム)さん(20代後半)です。イラストレーターとして活躍されています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ぴよさん「2018年4月ごろからです。自身の精神疾患について、多くの方に知ってもらおうと思ったからです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ぴよさん「アレルギーと向き合う大変さや、周囲の理解がどれだけありがたいかということを、身を持って体験したことがきっかけです」

Q.旦那さまは、アレルギーの症状が出た場合、こうやって待っていてくれるのですか。

ぴよさん「どんなときでも待ってくれています」

Q.初めてこのような対応をされたとき、どんなお気持ちでしたか。

ぴよさん「なかなか理解してもらえないので、とてもうれしかったです」

Q.子どもの頃は、どのように対処していたのでしょうか。

ぴよさん「体を温めて、落ち着くまで動かないようにしていました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ぴよさん「数多くのアレルギーをお持ちの方から、『理解者が一人でも近くにいることはありがたいことですね』とご意見を頂きました。また、同じような症状に悩んでいる方が『アレルギーだと気付くきっかけになった』とおっしゃってくださったり、アレルギーの対処法について意見をくれる方もいました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ぴよさん「自分の経験や、多くの方に知ってほしいことなどを積極的に発信していきたいと思っています」