6失点完敗…モンゴル指揮官、日本代表との対戦は「忘れられない記憶」

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 2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選ならびにAFCアジアカップ中国2023予選が10日に行われ、モンゴル代表は日本代表に0−6で敗れた。試合後、モンゴル代表を率いるミヒャエル・ワイス監督がコメントを残した。

 22分に南野拓実が代表戦3戦連続となるゴールを挙げると、前半だけでモンゴル代表は4失点。最終的には6得点を奪われ、日本代表に力の差を見せつけられる結果となった。「日本代表におめでとうといいたい。知っている通りの日本だった」と日本代表を称賛した敵将は、次のように試合を振り返った。

「日本から学ぶことができればいい。コンパクトな守備で戦おうとしたが難しかった。前線は何もできなかった。後半、守りは少しよくなったが、今は今後の成長のプロセスだと思っている。次のキルギス戦に生かしていきたい」

 続けて、ワイス監督は現時点でのチームが発展途上であることを主張。日本代表との試合経験を今後に生かしていきたいと抱負を語っている。

「選手には結果に関わらず、この機会を生かそう、しっかりした試合をしようと話した。最初20分は0に抑えたが、失点後は熟れたリンゴが木から落ちるように失点を重ねてしまった。これは忘れられない記憶になる」

「このチームは将来への可能性があるが、本当の意味でフットボールをする必要がある。守備ばかりではなく攻撃もしなければならない。自分たちの力に見合った相手ともしっかり試合をして、数年後に我々のフットボールができるようになればいいと思っている」

 モンゴル代表は次戦、15日にホームでキルギス代表と対戦する。一方、日本代表は同日にアウェイでタジキスタン代表と対戦する。