日本代表戦で約10年ぶりにゴールを決めた長友。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 2019年10月10日に埼玉スタジアム2002で行なわれたカタール・ワールドカップのアジア2次予選は、日本がモンゴルに6−0の勝利という結果に終わった。6つ生まれたゴールの中で印象深かったのは、3点目。南とのワンツーで抜け出た伊東からのクロスを、ゴール前にいた長友が蹴り込んだ得点だ。
 
 日本代表での長友のゴールを振り返ると、08年11月13日のシリア戦(キリンチャレンジカップ)で記念すべき代表初得点、翌09年5月31日のベルギー戦(キリンカップサッカー)で2点目、同年10月8日の香港戦(アジアカップ・カタール2011予選)で3点目。そして4点目を今回のモンゴル戦でマークしている。
 
 つまり、長友は実に10年ぶりに代表戦でゴールを奪ったことになる。久しぶりにネットを揺らす快感を味わった長友に、試合後のミックスゾーンでそのゴールについて「10年ぶりですね」と訊くと、彼は笑顔を見せながらこう答えた。
 
「恥ずかしいからあまり言わないでほしいです(笑)。10年ぶり、10年ぶりって(笑)」
 
 とはいえ、偶発的なゴールでは決してない。
 
「今日は点を取りたいと強く思っていたので、良いボールが来て良かったなと思います。嬉しいです。ゴールの取り方も喜び方も忘れていたのでね。(ゴールを決めることができて)良かったです」
 
 長友のゴールに代表されるように、モンゴル戦ではサイドからの崩しが光った。これは分析通りだという。
 
「クロスやセットプレーの時は相手がボールウォッチャーになりがちというのは試合を観て分かっていたので、そこを突いていった結果だと思います」
 
 サイドを剥がしていけば点を取れる確信があったという長友。ゴール直後、長年代表で苦楽をともにしてきた吉田に笑顔で祝福される姿がなんとも微笑ましかった。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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