ゴールラッシュの口火を切った南野。伊東のクロスにヘッドで合わせてゴールネットを揺らした。(C)SOCCER DIGEST

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[カタール・ワールドカップ・アジア2次予選]日本6-0モンゴル/10月10日/埼玉スタジアム2002
 
 モンゴル代表を相手に6-0。ゴールラッシュの口火を切ったのは、南野拓実だった。22分、伊東純也の狙いすましたクロスにヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らした。森保ジャパンでは最多8得点目となる一撃だった。
 
 南野は序盤から積極的にゴールを狙っていったが、「ホームでの初戦だったので、絶対に勝ちたかったですし、今日、応援に来てくれたサポーターの方たちのためにも、勝利で終えられてよかった」と試合を振り返る。
 
 この得点シーンに見られるように、モンゴル戦の日本代表は左右からのクロス攻撃が頻繁に見られたが、「試合の中で、そこでチャンスになる場面が多かったし、それは狙っていた部分ではありました。それが上手くゴールにつながって良かったかなと思います」と南野はこの日の攻撃について語る。
 
 また、今回の10月シリーズでは大迫勇也が負傷により選外となっているが、日本の絶対的エースの不在について、南野は「あんまり僕自身は気にしていなかった」と言う。
 
「誰が出ても、高いレベルの選手が揃っていますし、今日もそれを示せたと思うので」
 
 次はアウェーでのタジキスタン戦。このゲームでもゴールが期待されている南野は、「しっかり勝点3を取って、ワールドカップに向けてやっていきたい。これからもまた応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
 
構成●サッカーダイジェスト編集部

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