ロシアのイリヤス・ウマハノフ上院副議長=2011年9月、モスクワ(AFP時事)

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 ロシアのプーチン政権は、天皇陛下の即位を内外に宣言する22日の「即位礼正殿の儀」に、イリヤス・ウマハノフ上院副議長(62)を派遣する方針を固めた。

 日ロ外交筋が9日、明らかにした。ウマハノフ氏は政権ナンバー3のマトビエンコ上院議長の補佐役。イスラム教徒として知られる。

 プーチン大統領は6月の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)で来日したばかりで、ナンバー2のメドベージェフ首相は経済など内政が担当。当初、マトビエンコ氏を軸に調整されていたが「11月に訪日予定があり、多忙な上院議長が毎月訪れるのは難しい」(外交筋)と見送った。

 ウマハノフ氏は、ロシア南部のチェチェン共和国とカスピ海に挟まれたダゲスタン共和国出身。2001年に上院議員となり、10年から上院副議長を務めている。14年にはシリアでアサド大統領と会談した。父はソ連時代、地元で首相や共産党第1書記を歴任したエリート。