南シナ海を哨戒航行する米ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」(2017年1月7日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)米司法省は9日、米国防情報局(DIA)の対テロ情報分析官を、最高機密情報をジャーナリストに漏えいした容疑で逮捕したと発表した。

 バージニア州アレクサンドリア(Alexandria)在住のヘンリー・カイル・フリース(Henry Kyle Frese)被告(30)は同日、職場に出勤したところで身柄を拘束された。2件の防衛機密漏えい容疑に問われているという。

 司法省は、漏えいしたのは「外国の兵器システム」に関する情報だと発表するにとどめ、詳細は明らかにしなかった。情報を受け取ったとされるジャーナリスト2人の身元も開示していない。

 ただ、バージニア州東部地区の連邦大陪審が出した起訴状とフリース被告のツイッター(Twitter)投稿によれば、情報の漏えい先は米ニュース専門局CNBCと米NBCニュース(NBC News)の所属記者とみられる。起訴状は、被告がうち1人の記者と恋愛関係にあったとしている。

 CNBCは2018年5月、「米機密報告書を直接知る筋」の情報として、複数の国が領有権を争う南シナ海(South China Sea)の南沙諸島(スプラトリー諸島、Spratly Islands)に中国が対艦巡航ミサイルと地対空ミサイルを配備したと報じていた。

 フリース被告は2017年1月から18年2月まで嘱託でDIAの分析官を務め、以降は正職員として勤務。最高機密に触れる許可も得ていたという。

【翻訳編集】AFPBB News