“同じ交差点”で8人死傷 死亡事故が相次ぐワケ

写真拡大

 8日に宮城県の交差点で車同士が衝突し、3人が死傷する事故がありました。くしくも、1日にも同じ交差点で同様の死亡事故が起きていました。何らかの問題のある交差点なのでしょうか。

 宮城県名取市にある県道と市道が交わるごく普通の交差点。信号機は県道側には付いていますが、私道側には付いていない交差点です。1件目は1日の午前10時すぎ。県道と市道が交わる交差点で車3台が出合い頭に衝突しました。この事故で1人が死亡、4人が重軽傷を負いました。そして、2件目は8日午後5時ごろに2台の車が出合い頭に衝突。1台は衝撃で電柱をなぎ倒しました。この事故では1人が死亡、2人が軽いけがをしています。

 2件の事故は不思議なことにいくつもの共通点がありました。2件の事故当時、県道側の信号は青でした。また、飛び出した車は同じ道路を同じ方向に走っていて、一時停止をしていませんでした。なぜ、全く同じ事故が立て続けに起きたのか。専門家によりますと、この交差点にはいくつかの問題点があると指摘しています。

 交通ジャーナリスト・浜田拓郎氏:「一時停止しなければいけない市道側の『止まれ』の標識が高いので、乗用車からは見にくい。カーブミラーが付けてあるが、(ドライバーから)確認しにくい。(市道側は)直線道路なのにちゃんと止まらないで徐行しないでそのまま行ってしまう」

 警察でも市道側はスピードが出て一時停止の標識を見逃しやすい場所になっていると注意を呼び掛けています。事故の予防策として、専門家は信号のない市道側に赤の点滅信号を設置するのが効果的だと指摘しています。