笑顔で練習するMF堂安律

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 名門クラブで過ごす日々は刺激と勉強の毎日だ。今夏、フローニンゲンからPSVに完全移籍した日本代表MF堂安律。アヤックスと首位争いを繰り広げる強豪クラブで自身も徐々に存在感を高めつつある。

 9月25日のフローニンゲン戦(○3-1)で移籍後初先発を果たすと、続く同29日のズウォレ戦(○4-0)で途中出場ながら初ゴールをマーク。10月3日のELローゼンボリ戦(○4-1)では2アシストを記録し、直近のVVV戦(○4-1)にも先発し、チームの公式戦4連勝に貢献した。

 序盤から押し込みながらスコアレスで前半を折り返したVVV戦ではまったく焦りを見せないチームメイトの姿に刺激を受けた。「余裕を持ってプレーしているPSVの選手を見て勉強になっている」。しかも、それが経験豊富なベテラン選手に限らないのがPSVというクラブだ。

 オランダの名門をさらなるステップとし、4大リーグ、ビッグクラブへの移籍を目指す選手たちはその野心を隠そうともしない。「メラメラしている選手ばかりだし、自分もオーラだけは負けないようにやっている」。そう冗談交じりに話す堂安は「今、すごくいい経験ができている。やっと自分が求めていた環境に行くことができた」と充実した表情を浮かべた。

(取材・文 西山紘平)