NASA長官、10日にSpaceXを訪問へ。Crew Dragon宇宙船の開発進捗確認のため
NASAのジム・ブライデンスタイン長官が、10月10日にSoaceX本社を訪れ、"Comarcial Crew"と称する国際宇宙ステーション(ISS)への商業的な飛行士輸送計画の進捗についてイーロン・マスクCEOと話し合います。現在、Comarcial Crew計画は安全性の確保や技術的課題、資金の不足といった要因によって予定より遅れています。そのため、NASAはロシア・ソユーズのチケットを予定よりも多く購入しなければならないかもしれません。SpaceXとボーイングが取り組んでいるComarcial Crew計画はこの3月までは大きな進歩を見せていました。しかし、その4月の終わりにSpaceXのCrew Dragon宇宙船が試験中に炎上する事故を起こしています。

今週末、SpaceXが月および火星に飛行士を送り込む大型ロケットStarshipに関する最新情報の発表を予定しているとツイートしたNASA長官は「米国の納税者がフォーカスしている投資と同様の熱意をNASAも見られることを期待している」と述べました。これに対しマスク氏はSpaceXのほとんどのリソースがComarcial Crewプログラムに割り当てられており「可能な限り迅速に」作業を進めていると回答しました。

一方、マスクCEOが「3〜4か月以内にNASAの宇宙飛行士を飛ばす準備が整う」と述べたことに対し、ブライデンスタイン長官は彼らは打ち上げ中断システムの再設計をしているため、その承認のために「3〜4か月」では現実的な話ではないと米国の雑誌The Atlanticのウェブ版に回答しています。

ここへ来て2人のリーダー間で意見の相違が目立ってきていることは、ソユーズに頼らない米国独自の飛行士輸送計画にとってあまり良いことではありません。ただ、ブライデンスタイン長官は「いまでもイーロン・マスクCEOは素晴らしい人物です。私も大ファンで、彼らには成功してもらいたいと思っています。双方の関係が強固で良いものであることを確認し、Comarcial Crew計画に集中したい」と述べています。

ブライデンスタイン長官は自身のTwitterアカウントで、SpaceX訪問をライブストリーミングするとのことです。