日本相撲協会から自主引退を促されている貴ノ富士(右)と、双子の弟力士・貴源治

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 付け人に暴力を振るったとして、日本相撲協会から自主的な引退を促す決議を受けた十両・貴ノ富士(22)=千賀ノ浦部屋=について、双子の弟の幕内貴源治が4日、「自分で責任を取らないといけない」と話し、決議を受け入れるべきだとの考えを示した。

 貴ノ富士は先月27日に開いた記者会見で「(決議は)あまりに重く、受け入れられない」と現役続行を訴えていた。

 この問題後、兄とほとんど連絡が取れていないという貴源治は「(貴ノ富士が)無事でいてくれればそれでいい」。ただ、兄が弁護士とともに開いた記者会見には賛成できなかったようで、「これは事実無根の話ではなく、やってしまったのは事実。資格者(関取)になったら、自分で責任を取らなければいけない」と話した。

 貴源治は、兄とは別に、弟弟子に対して行きすぎた指導があったとして協会から譴責(けんせき)処分を受けた。「反省して、処分を真摯(しんし)に受け止め、二度とこのようなことがないように肝に銘じていきます」。その上で、元貴乃花部屋出身の自分と兄が問題となったことで元師匠の元貴乃花親方(元横綱)にも批判が及ぶ報道を目にしたといい、「自分が言う立場でないのは分かっているが、問題が起きたのは自分と兄貴が招いたことで、人間、個人としての問題。先代(元師匠)の教えとは一緒にしないでほしい」と話した。