しじみの砂抜きの方法が知りたい!時短や保存の仕方まで紹介

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地味な存在ながら、大人のウマさと健康効果の高さでも知られるしじみ。でも貝類は砂抜きが面倒だなと、敬遠していませんか? 基本の砂抜きを覚えておけば、いつでも簡単においしいしじみのお味噌汁が食べられますよ。

じみの砂抜きの方法が知りたい!

最近は、砂抜き処理後のしじみが売られていることも多いですが、未処理のものは自分でしなければいけません。おいしいしじみ汁も、食べたときに砂が入っていたらがっかりなので、砂は完璧に抜きたいもの。この砂問題を解決する、基本の砂抜きの仕方はこちらです。

・用意するもの

しじみ
バット
バットに入る大きさの平たいザル(あればベター)
塩水(水1ℓに対して塩3gを入れた、0.3%食塩水)

・砂抜きの方法

1.バット用のザルに、しじみをなるべく重ならないように並べる。

しじみを重ねて入れてしまうと、上のしじみが吐き出した砂を下のしじみが吸い込んでしまうので、なるべく重ならないようにザルに並べます。

バット用のザルがない場合は、バットに直接並べて、砂を抜いた後に洗う。

 2. しじみを入れたザルを塩水を入れたバットに漬ける。

バットの両端に布を挟んだりして、ザルはバットの底から1cmくらい離した状態にすると、吐き出した砂が下に落ちます。しじみが水面から出ないように塩水の量を調整して。

 3. 出来れば暗い場所で夏は3〜4時間、冬は4〜5時間位置く。

長時間砂抜きをし過ぎると、旨みも逃げてしまいます。また、しじみは一旦砂抜きをすると弱ってしまい、アシもつきやすくなるので、調理する4〜5時間前に行うのがベストです。

 4. 水から取り出してボールに入れ、しばらく休ませる。

この休憩時間でしじみの旨み成分、コハク酸が増すので、30分〜1時間、ボールか砂抜きに使用したバットに入れて、濡れ布巾をかけて放置します。夏場は冷蔵庫などに入れてください。

しじみの砂抜きには真水と塩水どちらがいいか知りたい!

「しじみの砂抜きは真水で」と習ったことのある人もいるかもしれませんが、最近は、しじみの旨みを逃さない、0.3%程度の食塩水で砂抜きするのが主流です。

真水に漬けると「浸透圧」の影響で、しじみの内部に含まれる旨み成分(コハク酸・アラニン・グルタミン酸など)が流れ出てしまうので、必ず食塩水を使うようにしましょう。

しじみの砂抜きは50度のお湯で時短できる?

しじみ汁やお味噌汁を作りたいけれど、砂抜きをするのを忘れていた!という場合、何か奥の手はあるのでしょうか? お湯で砂抜きをすると時短ができるという噂は本当なのでしょうか?

ネット上にも、この方法を試したという人の体験談が色々出ていますが、やはり食塩水でじっくり砂抜きをした場合とは違うようです。ただある程度の砂は除けるようなので「身を食べず、汁物の最後に残った一口(砂が入っている可能性があるため)は残す」前提なら、緊急の場合、この方法で砂抜きをしても良いのではないでしょうか?

・用意するもの

しじみ
45~50度のお湯
バット
ザル

・砂抜きの方法

1.     水道水でしじみをざっと洗う

2.     お湯をはったバットにしじみを入れて5分待つ

3.     しじみをザルなどに入れて水洗いする

砂抜きしじみの保存方法が知りたい!

砂抜きしたしじみは、すぐに食べなくても、冷蔵庫や冷凍庫でしばらく保存することもできます。砂を抜いた状態でスタンバイさせておけば、使いたいときにすぐに使えて便利ですね。

・冷蔵庫で保存する場合

砂抜きを終えたしじみをジッパー付き保存袋に入れて、冷蔵庫に入れます。夏は3日程度、冬は1週間程度が、おいしく食べられる日数です。

ちなみに冷蔵庫の中でもしじみは生きているので、長く保存するほど旨みは凝縮され、身は痩せてしまうのだそうです。

冷凍保存にする場合

冷蔵保存と同じく、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存します。 冷凍保存では3ヶ月程度までもたせることができます。グルタミン酸やアラニン・オルニチンなどの旨み成分は、冷蔵庫で保存するよりも増加するので、更においしくいただくことができます。

調理する場合は、冷凍庫から出した状態のまま使えます。

しじみの味噌汁、投入は水から?お湯から?

砂抜きが終わったら、早速何か作ってみたいところですが、そういえばしじみの味噌汁にしじみを入れるのは、水からなのかお湯からなのか、迷いますよね。

小さめのしじみで出汁としてしじみを使う場合には、適量の昆布といっしょに水から弱火で加熱していくと旨みが出やすくなります。

身を食べたいなと思う大ぶりなしじみの場合は、昆布を入れて沸騰した湯へ入れて、1~2分でカラが開いたら昆布を取り出します。

どちらも鍋の底に砂が出ていたら、この段階で一度茶こしなどでだし汁をこしておき、その後味噌で調味すると良いでしょう。

しじみのおいしい食べ方

肝臓の働きを助け、二日酔いにも効果があるというしじみ。暮らしニスタに届いたアイデアの中から3点、しじみおいしく食べられるレシピをご紹介します。

しじみの老酒蒸し*1品でアテ&〆ご飯&…

【材料 (1人前)】
しじみ…お玉1杯位
にんにくスライス…5枚程
輪唐辛子…数個
白胡麻油…少々
老酒…小匙1〜2
甘口醤油…小匙半〜1
◆ご飯…1膳

身が大きめのしじみを見つけたらぜひ作りたい、二日酔い予防にもぴったりなおつまみです♪
https://kurashinista.jp/articles/detail/57922

疲労回復に♪冷やご飯で簡単‼︎シジミの味噌バターチーズリゾット

【材料 (2人分)】
シジミ…180〜200g
玉ねぎ…1/2個(100g)
小ねぎ…約30g
冷やご飯…お茶碗1〜1杯半
バター…20g
酒…大さじ2
水…300ml
白だし…小さじ1
☆みそ…大さじ2
☆しょうゆ…小さじ1/2
☆塩…小さじ1/4
粉チーズ…大さじ1

しじみの旨みをご飯に染み込ませた、しみじみおいしいリゾットです。
https://kurashinista.jp/articles/detail/44978

しじみだってイタリアン!ピリッと辛いしじみとトマトのリングィーネ

【材料 (2人分)】
しじみ…350g
リングィーネ…200g
プチトマト(少し大きめ)…250g
塩…大さじ1
赤唐辛子(小)…2個
ニンニク…5g
オリーブオイル…大さじ2
トマトペースト…小さじ2
白ワイン…大さじ3
パセリ…少々

しじみというとお味噌汁のイメージが強いですが、実はトマトとも好相性と教えてくれるパスタです!https://kurashinista.jp/articles/detail/46582

まとめ

おいしいし献立には取り入れたいけど、砂抜きが面倒だったしじみ。でも基本のやり方もわかって、冷凍保存までできるとなれば、ぜひ毎日のごはんに使っていきたいですね。

まとめ/伊波裕子