森保ジャパンの最新序列。最終ラインは不動のメンバーが並びそうだが……。

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 森保ジャパンは10月3日、カタール・ワールドカップ・アジア2次予選のモンゴル戦(10月10日/埼玉スタジアム2002)とタジキスタン戦(10月15日/パミールスタジアム/タジキスタン)に臨む23人を発表した。9月の2連戦から怪我の大迫勇也、札幌のFW鈴木武蔵に代え、パルチザンの浅野拓磨、フランクフルトの鎌田大地を招集。ここではGKとDFについて最新の序列を検証する。
 
【GK】
〇権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
〇シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー)
△川島永嗣(ストラスブール/フランス)

◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー
 
 9月のキリンチャレンジカップのパラグアイ戦、カタール・ワールドカップ・アジア2次予選の初戦、ミャンマー戦で先発した権田が現状では序列の一番手だろう。ただパラグアイ戦で本来、先発予定だったのはシュミットで(前日練習で負傷)、3人のなかで唯一、クラブで出場機会も掴んでいる(権田は9月25日のカップ戦で今季初出場)。
 
 そのため今回の2連戦ではシュミットが正GKに返り咲く可能性も十分にある。一方、36歳の川島は所属するストラスブールで控えに甘んじているが、代表では精神的支柱としては貴重な存在だ。
 
【CB】
◎吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
◎冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
〇植田直通(サークル・ブルージュ/ベルギー)
△畠中槙之輔(横浜)
 
◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー
 
 吉田と冨安は最終ラインの軸で、これまでの起用法を鑑みてもふたりを外すとは考えにくい。ただ、特にホームで優位にゲームを進められるであろうモンゴル戦では、今後の不測の事態に備えて植田を選択する手もあるのではないか。
 
 現に森保監督は、先日のパラグアイ戦の後半開始からは、CBで吉田と植田を組ませ、冨安を右SBに回す采配を見せている。最終ラインのレパートリー増加は最終予選に向けても進めたいところだ。
 
 また畠中は現状でCBの4番手という立ち位置だが、もしオプションとして3バックを試す機会があれば、チャンスが回ってくるかもしれない。指揮官は6月のトリニダード・トバゴ戦、エルサルバドル戦で自身の代名詞と言える3-4-2-1をテスト。畠中は左ストッパーとしてまずまずのプレーを見せた。
 
 
【SB】
◎長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
◎酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
〇冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
〇安西幸輝(ポルティモネンセ/ポルトガル)
 
◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー
 
 左の長友、右の酒井がファーストチョイスであることに変わりはない。経験値、プレーの安定感を考えても、このふたりが今の日本のトップランナーと言えるだろう。
 
 ただ、興味深いのは所属するボローニャで右SBとして評価を高めている冨安で、前述したように森保ジャパンで初めて右SBとして出場したパラグアイ戦でも好プレーを披露。今回も右SBを任される場面が訪れるかもしれない。
 
 また安西は今夏に移籍したポルティモネンセで、リーグ戦で開幕から7試合連続先発中。好調をキープし、両サイドをこなせる汎用性も魅力なだけに、まとまった出場時間を与えても面白いのではないか。
 
文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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