U-22日本代表を率いる森保一監督

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 U-22日本代表の森保一監督は3日、ブラジル遠征を行うU-22日本代表を発表した。

 以下、森保一監督の公式会見要旨

●森保一監督

――渡辺選手を初招集したポイントは?

「まずはFC東京でレギュラーとして試合に出続けているので、東京五輪に向けてのU-22の活動に実力的にもふさわしい選手だということで招集させてもらった。遠征での活動中は選手の良いところを存分に発揮してもらいながら、チームのコンセプトを伝える中で、どれくらい対応力を持っているかを見せてもらえればと思う。本人も代表のところを意識してくれていると思うので、思い切って自分の力をチームの中で発揮してもらいたいと思う」

――食野選手と菅原選手も初招集となるが。

「彼らも海外に行ったからではなくて、国内にいるときもチームでの活動、アンダー世代での活動も追って見ていた。アジアカップの前に菅原にはトレーニングパートナーとしてA代表に来てもらったりしていて、彼らは追ってきた。その中で国内にいるときはなかなか継続して試合に出られなかった中、スコットランドとオランダに渡って所属チームで存在感を発揮して、ヨーロッパリーグなど、高いレベルでもプレーしているのを見て招集させてもらった。2人関しても、渡辺同様にまずはそれぞれストロングポイントがあると思うので、自分の力を最大限に発揮してもらいながらチームコンセプトを理解してもらえればと思っている」

――ブラジルでブラジル代表との対戦となるが、どういう部分に期待したいか。

「トゥーロンでやったときよりもブラジルで対戦するブラジル代表の方が強いと考えられる。強いチームと対戦して、自分たちの今の立ち位置を知ること、さらにレベルアップしていくことを考えれるようにということと、アウェーの戦いであれ、相手がブラジル代表であれ、我々が勝つんだという同じ目線を持って戦う姿を選手たちに見せてほしいと思う。世界中、どこのチームと戦っても、我々が勝っていくんだということと、どんなチームと戦っても我々がそのときの戦いの中で全力を出して戦うんだというところをブラジル戦でも見せてもらえればなと思う」

――海外組は4人だが、クラブとどう交渉したか。呼びたいと思ったけど、呼べなかった選手はいたのか。

関塚隆技術委員長「原則は代表活動に協力してもらう方向で国内外で交渉をしている。その中で、現場が呼びたい選手をコンディション等を含めて考慮した中での選考になっている。その中で国内2部のチームでは昇格争いが行われ、ルヴァンカップの準決勝が行われる。公式戦がなければ、我々の活動に協力して頂きたいところもあるが、これに関しては全体の1年間のカレンダーの中で、U-22の招集に関しては配慮できるところも含めて全体で考えている。ゴールは最後、東京五輪でのベストメンバー。選手たちも1回1回の代表に招集されたときに、全体の戦術を理解しながら、自分をしっかりと磨き出していくことを求められているのではないかと思っている」

(取材・文 折戸岳彦)