U-22日本代表メンバー発表会見に登壇した森保監督。を写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本サッカー協会(JFA)は10月3日に、ブラジル遠征へ向けたU-22日本代表メンバー23名を発表した。

 ブラジル遠征は、同6日〜16日にかけて行なわれ、最終日には南米の強豪・U-22ブラジル代表との対戦も控えている。ブラジルとは今年6月に開催されたトゥーロン国際大会の決勝でも激突しており、日本は強敵を相手に善戦したものの、PK戦の末に敗れている。

 メンバー発表会見に登壇した森保一監督は、“強いチーム”だと認めたうえで、選手たちにはこの経験を今後の糧にしてほしいと語る。

「トゥーロンで対戦した時よりも今回のブラジル代表の方が強いということも考えられます。まずは強いチームと対戦して、自分たちの今の立ち位置を知るということと、さらにレベルアップしていくことを考えて、我々が勝つんだというところを(ブラジルと)同じ目線をもって戦う姿を選手たちには見せてもらいたいと思います」
 
 また今回、国内組ではDF渡辺剛が初招集。現在J1首位のFC東京で、CBとして今季は14試合に出場し、1得点を記録するなど、コンスタントに出場機会を得ており、真価を発揮している。森保監督は、現状の活躍ぶりから、「実力は十分」と評価した。
 
「FC東京でレギュラーとして試合に出続けているので、東京オリンピックに向けてのチームの活動に実力的にも十分相応しい選手だということで招集させていただきました。遠征での活動中は、本人の良いところを存分に発揮してもらいながら、チームのコンセプトを伝えるなかで、どれぐらい対応力を持っているかというところを見せてもらえればなと思っております」
 
 今夏からヨーロッパへと渡った食野亮太郎(ハーツ/スコットランド)と菅原由勢(AZ/オランダ)も初めてU-22代表に名を連ねるが、この2選手については、「国内にいる時からチームでの活動、アンダー世代での活動も追って見ていました。スコットランドとオランダに渡ってからも、所属チームで存在感を発揮しているところを見て、招集させてもらいました。ふたりに関しても、渡辺と同様に自分の良さを最大限に発揮してもらいながら、チームのコンセプトを理解してもらえればなというふうに思います」と戦術への適応力を求めることを改めて強調した。
 
 東京オリンピックまで、すでに1年を切っている。今回、ホームで戦うブラジルは、コンディションやモチベーションの面で、前回対戦時よりもさらに手強い相手になっているはず。この強敵との対戦を有意義なものとできるか。来年に迫る大舞台に向けて、いよいよ本格的に東京五輪代表が動き出す。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部