小泉進次郎環境相兼原子力防災担当相は2日(2019年10月)、福島原発事故の現場を視察した。「30年以内に汚染土を県外処分するという約束を果たすために何が必要と考えるか」と問われ、「約束を守るため全力を尽くします。ただスケジュール以上に一番大切なことは安全確保。このことを疎かにしてはいけません。安全確保の役目をしっかり果たすことで取り組んでいきたい」と語った。質問とはかみ合っていない。

与良正男(毎日新聞専門編集委員)「今後どうしていくか、具体的に何もなかったですね」

政治アナリストの伊藤惇夫氏は「県外と聞いているのに、『大事なのは地元のみなさんの理解』という答えはマト外れ」と手厳しい。キャスターの立川志らくも「勉強不足でしょ」と切り捨て、山岸久朗(弁護士)は「これでは資質を疑わざるを得ないと思ってしまう」とコメントした。

批判されやすい環境大臣

あす4日から臨時国会が始まる。小泉環境相がいま問われているのは大臣としての資質だ。与良は「環境大臣は批判のマトになりやすいうえ、今回の抜擢人事はイジワル人事で、政界で右から左から叩かれる稀有な存在になっている」という。

まあ、よくても悪くても、一番の話題であることは間違いない。