北朝鮮が7月に公開した新型潜水艦=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

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【ソウル聯合ニュース】韓国軍は2日、北朝鮮が同日朝に東部の江原道・元山付近から発射した飛翔(ひしょう)体について、「北極星」系列の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定されると発表した。

 軍合同参謀本部は「軍は2日午前7時11分ごろ、北が元山の北東側の海上から東に向けて発射した未詳の弾道ミサイル1発を捉えた」とし、「発射された弾道ミサイルは北極星系列と推定される」と伝えた。

 このミサイルの最高高度は約910キロ、飛距離は約450キロと探知された。

 合同参謀本部は、そのほかの詳細は韓米情報当局が精密分析中だとし、軍は追加発射に備えていると伝えた。また「緊張を高める北のこうした行為は朝鮮半島の緊張緩和に向けた努力に役立たない」とし、北朝鮮に中断を促した。