1901年創業の老舗洋食レストラン・新宿中村屋とミスタードーナツがコラボして誕生したちょっと贅沢な味わいのパイが「THE グルメパイ」です。新宿中村屋の人気メニューである「純印度式カリー」をイメージしたオリジナルソースなど、4種のソースをミスタードーナツこだわりのサクサクパイで包んだグルメなパイが楽しめるということで、実際にどんな味わいに仕上がっているのか食べてきました。

misdo meets 新宿中村屋 THE グルメパイ|新商品|ミスタードーナツ

https://www.misterdonut.jp/m_menu/new/191001_001/



というわけでさっそくミスタードーナツに到着。



店頭ではTHE グルメパイを宣伝するのぼりが掲げられていました。



10月1日から増税ということで、ミスタードーナツの場合はテイクアウトとイートインでドーナツやパイの値段が変わります。なお、THE グルメパイの場合は税抜220円で、テイクアウトが税込237円、イートインの場合は税込242円。また、イートインの場合は提供時に「温めますか?」と聞かれるので、ホカホカ温かいものが食べられます。



パイの味は「インドカリー」「チキンときのこのクリームシチュー」「四川麻婆豆腐」「ビーフシチュー」の4種類で、パイの形は2種類。「チキンときのこのクリームシチュー」と「四川麻婆豆腐」は縦長の長方形のパイ。



「インドカリー」と「ビーフシチュー」は、正方形のパイです。



いずれも包み紙は新宿中村屋コラボオリジナルのもの。



パイをレザーフォリオに入れたiPhone XSとサイズ比較するとこんな感じ。



パイの表面には切れ込みが入っており、中がチラッと見えます。正方形のパイに以下のような6つの切れ込みが入っているのは「インドカリー」。



側面から見るとこう。パイ生地が何層にも重なっています。



パイを割ってみると中からカレーフィリングと謎の白い塊。この白い塊はチキンです。パイ生地は鼻を近づけるとバターの芳醇な香りがただよいます。



食べてみるとカレーは子どもも食べられるように比較的甘めですが、あとからしっかりスパイスが香ります。チキンなどの具材は大きめにカットされたものがゴロゴロ入っているので食べ応えありです。



同じく四角いパイに十字に切れ込みが入っているのが、「ビーフシチュー」。ビーフシチューの中にも牛肉がゴロっと入っており、食べてみると玉ねぎやにんじんの甘みと酸味がしっかり感じられる深みのある味わい。ビーフシチューのパイ包みをそのまま食べているかのようで、パイとの相性としてはインドカリーよりも良さげ。



「チキンときのこのクリームシチュー」と「四川麻婆豆腐」は長方形型のパイ。切れ込みが入っていない方が「四川麻婆豆腐」です。



パイの側面はこんな感じ。



食べてみると、最初の一口はパイ生地多めでフィリングにはギリギリ届いたかどうか、というところ。それでもしっかり麻婆豆腐の花椒(ホアジャオ)の香りが口の中に広がります。



インドカリーと同じく四川麻婆豆腐も辛さは控えめですが、こちらも後から唐辛子の辛みと花椒の香り高さが鼻を抜けます。バター香るパイ生地との相性が最も予測できなかったのですが、食べてみると予想以上に違和感がなく、味わいとしても新鮮です。



「チキンときのこのクリームシチュー」も長方形型のパイで、2つの大き目の切れ込みが入っているのが特徴。



食べてみるとホワイトソースの香りがかなりしっかりしており、バターの香るパイ生地やゴロっと入ったマッシュルームやチキンにも負けない存在感です。



なお、「THE グルメパイ」4種は税抜220円で、テイクアウトが税込237円、イートインの場合は税込242円で期間限定で販売中です。