10月9日までは「半額サポート+(プラス)」として提供

ソフトバンク株式会社は、機種代金の支払いについて“最大半額”をうたっていたソフトバンクのプラン「半額サポート+(プラス)」について、10月10日から「トクするサポート」へと名称を変更すると発表した。なお、名称変更に伴うプログラムの内容の変更はないとしている。

同社が同プランについて宣伝していた“最大半額”は、月額390円がかかるために(2年総額で9360円)、実質的には半額に達しないものだった。これに対し、消費者庁からは注意喚起が発せられていた。

また、同プログラムは、ソフトバンク以外のドコモやauのユーザーも契約できるものだが、SIMロック解除に100日を要することから、実質的に他キャリアのユーザーは100日間買った端末を使えないという問題があった。これに対しては、総務省の有識者会議で批判されていた。

これらの指摘などを受けてソフトバンクはまず誤解を招く“半額”を記載したプログラム名の変更を決定。

また、プログラムの内容の変更はないとしているが、SIMロック解除について、ソフトバンクの回線契約がないユーザーについては、クレジットカード払いで機種を購入した場合のみ、10月1日以降はソフトバンクショップにおいて即日でSIMロック解除に対応すると発表した。

なお、ソフトバンクの回線契約があるユーザーのSIMロック解除の対応方法については、決まり次第発表するとしている。

発表資料
URL:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20190930_05/
2019/10/01