お小遣いUP交渉にも使える!? 5年に1度の「全国家計構造調査」中身とは？
秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」 https://tfm-plus.gsj.mobi/news/index.html?ctg=%E7%A7%8B%E5%85%83%E6%89%8D%E5%8A%A0%E3%81%A8JOY%E3%81%AEWeekly%20Japan!!。9月28日（土）の放送では、総務省統計局 消費統計課 課長の小松聖さんに、「いまを知り、明日を見つめる“全国家計構造調査”」をテーマに話を伺いました。
全国家計構造調査とは、消費、所得、資産に関する詳しい情報を調べることを目的とした国内最大規模の家計に関する調査のことで、1959年以降5年に1度実施しているもの。具体的には、それぞれの家庭で日々いくらくらい買い物をしているのか、給料などの所得はどれくらいか、不動産や預貯金などの家計資産はどれほどあるのか、逆に負債はどれくらいあるのかなどを調査しています。
この調査結果は、「国や自治体が政策を企画するための基礎資料として役立てています。例えば、年金、介護保険、生活保護の制度を見直すときには、年金の支給額や保険料の負担額の変更がみなさんの消費生活にどう影響するのか、あらかじめ確認しておく必要があるため、全国家計構造調査のような統計調査の結果が用いられている」と小松さん。
そのほか、「もっと身近なところでも役立てることができる」と言います。例えば、前回（2014年）の調査結果では、世帯主の1ヵ月のおこづかいとしての支出は、平均3万8,156円。このデータをもとに、世帯主の方がおこづかいアップの交渉がしやすくなるかもしれません。このように、全国家計構造調査の結果からは「私たちの生活に関わるようないろいろなことがわかってきます。調査結果は、総務省統計局のWebサイト https://www.stat.go.jp/でも公開されますので、きっとみなさんの暮らしや、お仕事に役立てることができるのではないかと思います」と語ります。
また、調査内容は、収入や支出、資産などプライベートな事項が多く、とても重要な個人情報でもあるため、「近年、調査を装って個人情報を取得しようとする『かたり調査』が実際に発生しています。国が実施する統計の調査では、金銭を要求する、銀行口座の暗証番号やクレジットカード番号などをお聞きするといったことは一切ございませんので、十分にご注意ください。調査員は写真付きの調査員証を携帯していますので必ず確認を」と警鐘を鳴らします。
今年は5年に1度の調査にあたる年で、10月、11月の2ヵ月間で、全国のおよそ1,000市町村から無作為に選定された9万世帯を対象に実施されます。調査対象となった世帯に調査員が訪問し、調査に関する説明や調査票の配布、回収をおこないます。担当する調査員は「都道府県知事から任命された地方公務員の調査員が、写真付きの調査員証を携帯してお宅に伺います。また、調査員をはじめ、調査の関係者は調査票を厳重に保管し、調査中に知った情報を漏らしたり、調査の目的以外に利用したりすることは法律で禁止されています。これに違反した場合は罰則が課せられることになっている」と説明。
最後に小松さんは、「国や自治体が社会保障制度などを適切に運営していくためには、全国家計構造調査の結果が必要不可欠です。みなさん一人ひとりの回答が明るい未来の礎になります。対象になった世帯の方々は、どうぞご協力、ご回答をよろしくお願いします」と呼びかけました。
秋元は「いろいろな制度のための国の資料になっているんですね。もし届いたら私たちも協力して書きましょうね」と話し、JOYも「（対象世帯になると）回答するのが面倒だなとか思うかもしれないけど、未来をつくることにつながるので、協力することが大事」と同調していました。
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【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】 http://www.tfm.co.jp/link.php?id=7417
聴取期限 2019年10月6日（日） AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ（無料）が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
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＜番組概要＞
番組名：秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時：毎週土曜11：00〜11：25
パーソナリティ：秋元才加、JOY
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/japan/
秋元才加、JOY
全国家計構造調査とは、消費、所得、資産に関する詳しい情報を調べることを目的とした国内最大規模の家計に関する調査のことで、1959年以降5年に1度実施しているもの。具体的には、それぞれの家庭で日々いくらくらい買い物をしているのか、給料などの所得はどれくらいか、不動産や預貯金などの家計資産はどれほどあるのか、逆に負債はどれくらいあるのかなどを調査しています。
この調査結果は、「国や自治体が政策を企画するための基礎資料として役立てています。例えば、年金、介護保険、生活保護の制度を見直すときには、年金の支給額や保険料の負担額の変更がみなさんの消費生活にどう影響するのか、あらかじめ確認しておく必要があるため、全国家計構造調査のような統計調査の結果が用いられている」と小松さん。
そのほか、「もっと身近なところでも役立てることができる」と言います。例えば、前回（2014年）の調査結果では、世帯主の1ヵ月のおこづかいとしての支出は、平均3万8,156円。このデータをもとに、世帯主の方がおこづかいアップの交渉がしやすくなるかもしれません。このように、全国家計構造調査の結果からは「私たちの生活に関わるようないろいろなことがわかってきます。調査結果は、総務省統計局のWebサイト https://www.stat.go.jp/でも公開されますので、きっとみなさんの暮らしや、お仕事に役立てることができるのではないかと思います」と語ります。
また、調査内容は、収入や支出、資産などプライベートな事項が多く、とても重要な個人情報でもあるため、「近年、調査を装って個人情報を取得しようとする『かたり調査』が実際に発生しています。国が実施する統計の調査では、金銭を要求する、銀行口座の暗証番号やクレジットカード番号などをお聞きするといったことは一切ございませんので、十分にご注意ください。調査員は写真付きの調査員証を携帯していますので必ず確認を」と警鐘を鳴らします。
今年は5年に1度の調査にあたる年で、10月、11月の2ヵ月間で、全国のおよそ1,000市町村から無作為に選定された9万世帯を対象に実施されます。調査対象となった世帯に調査員が訪問し、調査に関する説明や調査票の配布、回収をおこないます。担当する調査員は「都道府県知事から任命された地方公務員の調査員が、写真付きの調査員証を携帯してお宅に伺います。また、調査員をはじめ、調査の関係者は調査票を厳重に保管し、調査中に知った情報を漏らしたり、調査の目的以外に利用したりすることは法律で禁止されています。これに違反した場合は罰則が課せられることになっている」と説明。
最後に小松さんは、「国や自治体が社会保障制度などを適切に運営していくためには、全国家計構造調査の結果が必要不可欠です。みなさん一人ひとりの回答が明るい未来の礎になります。対象になった世帯の方々は、どうぞご協力、ご回答をよろしくお願いします」と呼びかけました。
（左から）秋元才加、JOY、小松聖さん
秋元は「いろいろな制度のための国の資料になっているんですね。もし届いたら私たちも協力して書きましょうね」と話し、JOYも「（対象世帯になると）回答するのが面倒だなとか思うかもしれないけど、未来をつくることにつながるので、協力することが大事」と同調していました。
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聴取期限 2019年10月6日（日） AM 4:59 まで
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番組名：秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時：毎週土曜11：00〜11：25
パーソナリティ：秋元才加、JOY
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