【ママ友】不要な恨みは買いたくない…後悔した「SNS投稿」エピソード集

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何の気なしにした投稿が、マウンティングされたり、ネット掲示板のネタになったりと、大なり小なりトラブルに発展することもあります。

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いろいろな感性を持つ人たちが目にするものだからこそ、彼らの“イラッ”を喚起したり、その他のネガティブな感情にスイッチを入れたりすることがあります。

ここではママたちに「ああ、失敗した…」と思うSNS投稿エピソードを聞きました。それをもとになぜ失敗したのか、どうすればその失敗は防げたのか、そもそも問題になりやすい投稿は何かを考えてみます。

子どもの受験合否を投稿したら、ネット掲示板で悪口を描かれた

「Facebookに子どもが某私立幼稚園を受験して合格したと、書き込んだことがありました。

すると、後日ネット掲示板に『あの人はパパが医者だからやっぱり受かるよね』『たくさん寄付金出したじゃない?』『金持ちは違うわー』『あのお母さん、自慢したいんだね』など、いろいろなことを書かれていました。

しかも私の名前もバラされていて…。

後で確認したら、友達限定にせず、全体公開にしていたみたいです。後悔しましたがどうしようもなく、その後はFacebookに書き込むものはすべて友達限定にして、基本的に子どもに関することは日常的な話題しか書かないようになりました。

嫉妬されやすい投稿は避けたほうがいいなと」(36歳/主婦)

特に子どもが幼い時期は、状況をあまりわかっていない本人よりも、親のほうが必死になる受験。SNSやネット掲示板における受験のやりとりを見ていると、親同士の戦いなのではないかと錯覚してしまうほど。

だからこそ、同じ学校を受験する子どもの親同士がSNSでつながっている場合はとくに、合否を書き込むのは避けたほうが無難です。逆恨みでしかないともいえますが、不合格だった側は合格した側を憎たらしく思うことも考えられます。

もし書き込みたいなら、受験が終わって落ち着いた時期、入学式などが良いでしょう。その頃には不合格だった側も気持ちを切り替えているはずです。

また、投稿を閲覧できる相手は友達またはそれ以上に親しい人、さらには利害関係のない人に限るなど、細かく設定しておくのが望ましいでしょう。

プチプラコーデをバカにされた

「インスタグラムにコーデを投稿するのが日課になっています。他の人のコーデを見るのも楽しいし、自分の投稿にいいね!やコメントが付くのもうれしいので。

最初はリアルな知り合いとはつながっていなかったのですが、子どもの幼稚園のママ友ともつながり、インスタ上でも時々交流するように。

そんななかひとりのママ友から『いつも今っぽい格好して素敵。このボトムスはどこのなの?』とコメントがあったんですね。

それに対しファストファッションで有名なブランド名を答えると『いいな〜。私もはきたいんだけど、行きつけの◯◯のパンツが私の体型を一番綺麗に見せてくれるから浮気できなくて。やっぱりちゃんとしたブランドは縫製がいいの。でも、あなたはスタイルがいいからファストファッションでも綺麗に見えて羨ましい』的なコメントを書かれました。

プチプラアイテムで揃えていることをバカにされた気持ちになり、ちょっと不愉快でした」(33歳/パート)

こちらは何も悪いことをしていないし、誰かを傷つける投稿をしているわけでもないのに、なぜかマウンティングされて不快な思いをさせられた事例。これは避けようがないのでしょうか。

避ける方法はひとつで、コメント表示設定を変えること。投稿ごとにコメント機能をオフにしたり、特定のユーザーからのコメントをオフにしたりと、ニーズに合わせていろいろな設定ができます。

もし一度でも嫌なコメントをしてくる相手がいて、今後もその手のコメントをされそうだと予想できるなら、事前に対策をしておくとストレスを減らせるはずです。

写り込みでタワマン最上階だとバレてしまった

「タワーマンション最上階に住んでいます。うっかりアップした写真に窓が写り込み、かなり高い場所に住んでいることがバレました。

そういうツッコミどころを見過ごさないママ友やつながっている友人たちから『いいとこに住んでるんだね』『旦那さんセレブだもんね』と嫌味のコメントが…。みんな性格悪い」(35歳/主婦)

相手を「お金持ち」だと認識すると、途端に嫌味をぶつけてくる人はいます。相手の境遇が羨ましくて、どうしても何か一言言わずにはいられない…そんなタイプだと考えられます。

でも、言われたほうは気持ちが沈むし、全然うれしくないもの。対策としては家の中を写すときは、家の位置やマンションがバレないような構図にすること。対象物をアップにして写すのが望ましいでしょう。

不要な恨みは買わないに越したことはありません。

SNSは便利な半面、人の欲望や妬みなどの感情を浮き彫りにする要素も持っています。

「しない」のが一番かもしれませんが、それはなかなか難しい。だからこそ、リスク管理をしながら活用したいものです。