スタンダードプラススマホ「SHARP AQUOS sense3 plus」が登場!

シャープは25日、都内にて『スマートフォン「AQUOS」新製品発表会』を開催し、新たなスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense3」および「AQUOS zero2」を発表しています。すでに楽天モバイルから発売されることが案内されている「AQUOS sense3 lite」や「AQUOS sense3 plus」と合わせて“2019年冬モデル”として投入します。

それぞれ販路は明らかにされていませんが、AQUOS sense3 plusは2019年冬以降に発売予定で、楽天モバイル向け「AQUOS sense3 plus SH-RM11」は2019年12月中に発売予定となっており、恐らく過去の「AQUOS sense plus」シリーズを鑑みれば、他の仮想移動体通信事業者(MVNO)や量販店などからも販売されるのではないかと見られます。


AQUOS sense3 plusはシャープのスタンダードスマホ「AQUOS sense」シリーズの第3世代となる「AQUOS sense3」シリーズにおいて画面の大型化に加え、より高性能なチップセット(SoC)や大容量な内蔵メモリー(RAM)などを搭載した上位モデルとなります。楽天モバイルの発表では詳細が明らかにされていませんでしたが、今回、シャープから正式に発表されました。

画面はAQUOS sense3などと同様にノッチやパンチホールといった切り欠きのないアスペクト比9:18.5の縦長な約6.0インチFHD+(1080×2220ドット)IGZO液晶ディスプレイを搭載し、ディスプレイの下中央に指紋センサーを兼ねたホームキーが配置されています。生体認証は指紋認証のほか、顔認証にも対応。また防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応しています。


外観はこれまでのAQUOS sense3と同様にアルミ素材でシンプルなデザインとなっており、サイズは約160×75×8.7mm、質量は約175g、本体カラーはムーンブルー、ブラック、ホワイトの3色展開。電池はAQUOS sense3と同じ4000mAhバッテリーで、IGZO液晶などと合わせた省エネ性能によって電池持ちが良くなっています。

またSoCはAQUOS sense3のSnapdragon 630と違い、Qualcomm製「Snapdragon 636」(オクタコアCPU「1.8GHz×4+1.6GHz×4」)となり、6GB LPDDR4X RAMや64GBまたは128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、USB Type-C端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/Bなどとなっています。


カメラはリアカメラが約1220万画素裏面照射積層型デュアルピクセルCMOS/広角レンズ(画角76°・焦点距離27mm・F1.8)および約1330万画素裏面照射積層型CMOS/超広角レンズ(画角123°・焦点距離16mm・F2.4)のデュアルカメラで、電子式手ブレ補正(静止画のみ)やポートレート撮影、約15秒のダイジェストムービーを作成する「AIライブストーリー」に対応します。

新画質エンジンProPix2によって静止画撮影時にAI(人工知能)がシャッタースピードや露光を自動調整して被写体ブレを抑制する補正に対応し、走り回る子どもやペットの姿も鮮明に捉えます。フロントカメラは約800万画素裏面照射積層型CMOS/広角レンズ(画角80°・焦点距離25mm・F2.2)。

さらに立体音響技術「Dolby Atmos」に対応したステレオスピーカーを搭載したことによって迫力あるサウンドで動画や音楽を楽めるとのこと。OSはAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を採用し、最大2回のOSバージョンアップに対応。AI(人工知能)によるアシスト機能「エモパー」(Ver. 10.1)をプリインストール。



記事執筆:memn0ck


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