(写真)「カジノ誘致は許さないぞ」「市長は市民の声を聞け」と思いを一つに唱和する参加者=23日、横浜市鶴見区

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 「横浜市の未来は横浜市民が決める」と23日、「カジノ誘致反対 市民集会」が同市鶴見区で開かれ、300人超が参加しました。主催はカジノ誘致反対横浜連絡会in鶴見。

 鳥畑与一静岡大学教授が「IR型カジノの弊害」について講演。依存症対策などの社会的コストや不平等な競争などにより、カジノでは税収も地域経済も後退することを、海外の実例やデータを示して指摘しました。

 「ギャンブル依存症は一生苦しむ病気」と語った越智祥太・ことぶき共同診療所精神科医師、“港湾人”の立場から水上裕之・横浜港ハーバーリゾート協会事務局長がカジノ誘致反対を訴えました。

 鶴見区選出の日本共産党の古谷靖彦、無所属の井上さくら両市議が議会の様子などを報告。古谷市議は「カジノ誘致中止」を一致点に運動を進めるとともに、より幅広い市民の中で「勝手に決めるな」という世論を広げようと呼びかけました。

 家族で参加した女性(33)は「カジノで市民が“カモ”にされるとしか思えない。市長選で『白紙』と言っていたのに、市長のやり方にも納得できません」と話します。

 集会後、参加者は鶴見駅前で宣伝。訴えを聞いていた鶴見区の女性(66)は「中学校給食もないのにカジノ誘致に税金使ってる場合じゃないでしょ」と怒りながら話しました。