[ローマ 23日 ロイター] - イタリア中銀は23日、同国の公的債務の対国内総生産(GDP)比率は2018年は134.8%だったことを明らかにした。4月に示した推計値の132.2%からは上方修正となる。

17年の比率は134.1%と、131.4%から上方修正された。中銀は15年から18年にかけての4年間の毎年の同比率を上方修正したが、15年の135.3%に比べると18年はやや低下した。

金額ベースでは18年の債務は2兆3800億ユーロと、583億ユーロ上方修正された。中銀は一部債券の利子に関する会計基準の変更が上方修正の背景にあったと説明。財務省は、債務の金額は増加したが、新たな算出基準により「債務の対GDP比率は20─24年はより速いペースで低下する」とした。

債務の対GDP比率はユーロ加盟国の中でイタリアはギリシャに次いで高い。

イタリア国家統計局(ISTAT)はこの日、18年の経済成長率を0.8%、財政赤字の対GDP比率を2.2%に修正した。