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Canonicalは9月19日(米国時間)、「Popular snaps per distro|Snapcraft」において、LinuxディストリビューションごとのSnapパッケージ人気トップ5を発表した。

比較対象として取り上げられているディストリビューションはArch Linux、CentOS、Debian、Fedora、Manjaro、Ubuntu。どのディストリビューションでもSpotifyがトップ5に入っており、人気の高いアプリケーションであることがわかる。

Spotify以外ではメディアプレーヤとしてVLC、コミュニケーションツールとしてSlackやSkype、WebブラウザとしてChromiumとFirefoxに人気があることがわかる。取り上げられているディストリビューションの中では、CentOSが他のLinuxディストリビューションと傾向が異なっており、コンテナ環境で利用するためのパッケージの利用が多いことがわかる。また、Ubuntuユーザーが再起動不要の運用を実現するためのLivepatchを多用していることも注目される。

CanonicalはLinuxディストリビューションの間で広く利用できるパッケージ管理システムとしてSnapを提供している。このように複数のLinuxディストリビューション間で共通で利用できるパッケージ管理システムが登場したことで、Linuxディストリビューション間のパッケージ傾向の違いなどが表示されるようになってきており興味深い。

Snapは既存のパッケージ管理システムが抱えている多くの問題を解決しており、次世代のデファクトスタンダードとして採用が進む可能性がある。Canonicalが主要支援元となるためUbuntu以外のLinuxディストリビューションでどこまで本格採用が進むか不透明だが、複数のLinuxディストリビューションで使用できるパッケージの存在は管理者やオペレータの面からもスキルの適用範囲を広げることができる点で価値がある。