好調ベンゼマの一発でマドリーが首位セビージャを撃破!《リーガエスパニョーラ》

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リーガエスパニョーラ第5節、セビージャvsレアル・マドリーが22日にサンチェス・ピスファンで行われ、1-0でマドリーが勝利した。

第4節終了時点で3勝1分けで首位につけるセビージャ。今夏の積極補強が功を奏し、白星を重ねている。特に守備陣は頼もしく、先日のヨーロッパリーグのカラバフ戦を含めてもここまで公式戦5試合でわずか1失点。セビージャの好調を支える要因の一つだ。

一方、マドリーはここまでリーグ戦では2勝2分け無敗で来ているものの、内容は今一つでチャンピオンズリーグではパリ・サンジェルマンに完敗を喫した。ジダン監督の解任説まで流れる中で、今節首位のセビージャ相手にどのような戦いを見せられるか。

セビージャのスタメンはカラバフ戦から7名変更。マドリーはパリ・サンジェルマン戦から1名変更となった。

最初のシュートはマドリー。6分、CKの流れからクロースが左サイドから上げたクロスをベンゼマが頭で合わせる。一方、ロペテギ監督にとって古巣対決となったセビージャは7分、ヘスス・ナバスのクロスをデ・ヨングが頭で合わせるが、シュートは相手に当たってゴールを外れた。

試合は互いにボールを持って試合を組み立てるソリッドな展開に。32分に、セビージャはデ・ヨングがジョルダンのクロスからヘディングシュート、マドリーは35分にアザールがボックス左の難しい角度から狙ったが、GKヴァツリークにセーブされた。

前半同様、後半も静かな立ち上がりを見せる中、52分にセビージャはフランコ・バスケスを下げてオリベル・トーレスを投入。早くも交代策に出る。

セビージャはマドリー陣内でボールを回すものの、なかなかシュートのチャンスは作れない。我慢の時間帯が続いたマドリーは64分、敵陣でボールを奪って右サイドのカルバハルに展開すると、ボックス深くまで上がったカルバハルのクロスをベンゼマが頭で合わせて先制した。

良い流れだっただけに痛い失点となったセビージャは69分にジョルダンを下げてエルナンデスを投入。77分にデ・ヨングがヘディングシュートを放つが枠の外。80分までにセビージャが放ったシュートは一度も枠を捉えられていない。

87分に途中出場のエルナンデスがネットを揺らすがオフサイドの判定。

結局、終始拮抗した試合は好調ベンゼマの一発でマドリーが勝利。セビージャは今季初黒星を喫した。