10人のアーセナルが2度のビハインドをひっくり返しホームで逆転勝利!《プレミアリーグ》

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アーセナルは22日、プレミアリーグ第6節でアストン・ビラとホームで対戦し、3-2で勝利した。

ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第1節で長谷部&鎌田を擁するフランクフルトに3-0と快勝したアーセナルは、その試合から先発メンバーを6人変更。GKマルティネスやムスタフィ、トレイラらに代えてGKレノ、パパスタソプーロス、ペペを先発で起用した。

試合はボールを保持して攻め込むアーセナルに対し、アストン・ビラは自陣に引いてカウンターを狙う。その後はアーセナルがやや押し込む展開が続いたが、先手を取ったのはアウェイチーム。

20分、アストン・ビラは左サイドでボールを受けたエル・ガジが相手DFとGKの間にクロスを供給すると、ゴール前に上手く抜け出した J・マッギンがダイレクトシュートでゴールネットを揺らした。

先制を許したアーセナルは、26分にバイタルエリア中央でパスを受けたサカがミドルシュートを狙ったが、これはわずかにゴール左に逸れる。

前半のうちに追いつきたいアーセナルだったが41分、テイラーに激しいタックルを見舞ったメイトランド=ナイルズが2枚目のイエローカードが提示され、退場となった。

1点を追うアーセナルは、後半開始からブカヨ・サカを下げてチャンバースを投入した。数的不利の影響によりアストン・ビラに押し込まれる時間が続いたが58分、ドリブルでボックス内で持ち上がったグエンドウジがエンゲルスに倒されPKを獲得。このPKをペペがゴール中央に沈め、アーセナルが試合を振り出しに戻した。

待望の同点弾で攻勢に出たいアーセナルだったが、直後に失点する。60分、中盤でボールを受けたグリーリッシュがドリブルでボックス左深くまで切り込むと、折り返しをニアに走り込んだウェズレイが右足のアウトサイドで流し込んだ。

再びリードを許したアーセナルは、72分にジャカとダニ・セバージョスを下げてジョー・ウィロックとトレイラを投入する2枚替えを敢行。

すると81分、バイタルエリア左中央左からグエンドウジがクロスを上げると、ボックス右深くまで駆け上がったチャンバースがダイレクトで折り返す。これは相手DFにブロックされたが、ミングスのクリアミスに素早く反応したチャンバースが右足アウトサイドでゴール左にシュートを突き刺した。

同点弾で勢いづくアーセナルは84分、ドリブルでバイタルエリアまで侵入したオーバメヤンがペナルティアーク左手前でエンゲルスに倒されてFKを獲得。このFKをオーバメヤンが直接ゴール右に突き刺し、アーセナルが3-2と試合をひっくり返した。

結局、試合はをそのまま3-2で終了。2度のビハインドに数的不利という二重苦を跳ね返し逆転勝利を飾ったアーセナルが、リーグ戦4試合ぶりの白星を手にした。